相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

芝増上寺の末寺「九品山浄真寺」 の 「三佛堂」=3つの阿弥陀堂

2016-12-22 17:41:46 | 寺院
約12万㎡(3万6千坪)という往古の面影を残す広大な境内の「本堂」の対面に同じ大きさの3つの阿弥陀堂があり、それぞれに3体合計9体のそれぞれ印相の異なった「阿弥陀如来像」が安置されている。この9体はそれぞれ「中央の堂」に「上品上生・上品中生・上品下生」、「北の堂」に「中品上生・中品中生・中品下生」、「南の堂」に「下品上生・下品中生・下品下生」という「浄土教」における極楽往生の9つの階層を表しており、これらをあわせて「九品」あるいは「九品往生」という。この九品の仏から浄真寺は通称「九品仏」と呼ばれている。各堂の大きさは桁行7間(17.1m)、梁間5間(10.7m)、一重、寄棟造、銅板葺造りである。三佛堂は元禄11年(1698)築で安政の大地震と関東大震災時に受けた損傷被害は都度補修され、昭和58年(1983)に大規模修復工事により創建当時の威容を取り戻した。三宇とも堂々とした外観に堂内に安置されている阿弥陀如来像は居心地良く座っていらっしゃるに見える。(1612)














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