相模太夫の旅録=Tabi Log

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芝増上寺の末寺の「九品山浄真寺」 総門~仁王門~本堂

2016-12-21 17:17:36 | 寺院

世田谷区奥沢に増上寺の末寺、浄土宗寺院の「九品山浄真寺」はある。正式には「九品山唯在念佛院」、別称は「九品仏浄真寺」という。延宝6年(1678)奥沢城跡に珂碩上人が創建。本尊は釈迦如来 。山号の「九品仏」とは広い境内の本堂の対面に3つの「三仏堂」が三宇あり「中央の堂」、「北の堂」、「南の堂」に各3体の計九品のそれぞれ印相の異なった仏像=阿弥陀如来像が安置されていることからその呼称がついた。九品仏駅より寺号石標のある長い参道を進むとまず「総門」(惣門)がある。それを抜けるとまだ紅葉残る境内=寺域となりすぐ右手に「閻魔堂」がある。更に進むと右手に「東門」と「開山堂」、「寺務所」がある。そしていよいよ「紫雲楼」とも呼ばれる重厚荘重な山門「仁王門」がどっしりと構えられている。仁王門を潜ると左手に「鐘楼」、右手に総欅造り銅茸の11間四面の堂「本堂」が境内の中央に存在感を示している。本堂前には大銀杏が聳え、石庭、池が巧みに配され風情を醸し出している。城跡の名残だろうか境内一角に「土塁」が残されている。(1612)


















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