相模原麻溝公園の「花の谷」に10本ほどある「ロウバイ」(素心蝋梅)が琥珀色の花びらを広げ今見頃を迎えようとしている。真冬に咲くことから「ウィンター・スウィート」とも呼ばれる。花の周りはフルーティな甘い香りが漂っている。花弁はよく見ると本当に蝋細工のように光沢を帯びキラキラと輝いて神秘的だ。名に梅がついているが梅ではなくロウバイ科の落葉低木で淡い黄色と濃い黄色の二種類あり、花姿は同じで花の中心部は暗紫色でその周囲が黄色で清楚で美しい。花の少ないこの季節(蝋月=12月)に先がけて咲く冬の花として貴重な花である。(1612)







