相模原公園の「芝生広場」にある4本の「ハルメキ サクラ」が淡いピンク色の花びらを広げ満開を迎えている。南足柄市内の農家などで彼岸の頃に咲いていた桜の枝から育成し2000年3月に品種登録の比較的新しい桜のようである。カンヒザクラとシナミザクラの交雑種の一つで「足柄桜」と呼ばれる。「ハルメキ サクラ」の花期は開花は3月中旬、ソメイヨシノに比べ十日ほど早く河津桜とソメイヨシノのちょうど間くらいで花弁枚数は5枚、花姿はいくつかの花が塊のようになって咲く特徴がある。咲き始めは淡いピンク色をしているが満開を過ぎるとピンク色から白色へと変化する。寒桜から河津桜そしてこの「ハルメキサクラ」が早春を彩る貴重な花の一つとなっている。いよいよ24日頃ソメイヨシノの開花のニュースが聞かれるかもしれない。(1703)






