東京都町田市高ヶ坂に縄文式時代中期の敷石住居跡「高ヶ坂石器時代遺跡」はある。鶴見川上流の恩田川沿いの低段丘上にあり「牢場」・「稲荷山」・「八幡平」の3遺跡からなる。高ヶ坂石器時代遺跡の調査以降、「敷石住居跡」といい、その「第1号遺跡」として大正15年(1926)に国史跡に指定された。覆屋が造られた牢場遺跡のみ唯一保存公開されている。都内では最初に「敷石住居跡」には住居跡は扁平な円形プランで、長径は西南5m、短径が3.5mある。他の「稲荷山遺跡」は南西部が道路で切られており、断面に土器片や礫が見られたが複雑で不整形な配石遺跡が確認されただけで遺構の状況は定かでない。また「八幡平遺跡」では直径3.45mの円形プランの敷石住居跡が発掘されている。いにしえの縄文人の生活跡だけに感慨深いものがある。(1703)
小田急相模原駅南口、南区松が枝町に桜の名所「松が枝公園」はある。去年から始まった「第2回 おださが❀さくら祭り」が今日3/25に開催された。「おださが」は小田急相模原駅の略称で、1970年春に完成した同公園の周りには高さ10~13メートル、樹齢数十年のソメイヨシノ桜が34本ある。園内にはいくつもの地元のグルメの出店(屋台)が並び多くの来場者が舌鼓をうち花見をしていた。肝心の主役の桜は残念ながら開花はなくピンク色に膨らんだ蕾である。いつも桜の開花時季、電車から見事に咲き誇る桜を見ていたものである。すべり台など遊具が備え付けてある普通の公園であるが来週には満開となって園を覆ってくれるに違いない。桜は国の花、日本の象徴ともいうべき桜は花見客に感動、喜びを与えて虜とする魅力を有している花である。(1703)
町田市を流れる恩田川沿いに2kmに亘って約400本のソメイヨシノの桜並木が続く桜の名所となっている。いよいよ桜の季節到来でここ「恩田川桜祭り」が今日スタートした。明日(26)も行われ、そして来週4/1~2も開催される。3月に入って寒暖の差のある日が続いたが今日は15度を超える恵の気温となり主役の桜にとっては開花の条件が揃いあちこちの枝で数輪ずつ開花が始まっていた。まだ全体的にはピンク色に膨らみ掛けている蕾が多い。弁天橋会場には幾つかの出店が並び、ここ恩田川に生息している「カワセミ」の写真展が開かれていた。週の4/1、2の祭り日頃には桃色の可憐な花びらを広げ恩田川を覆うように「桜回廊」、「桜トンネル」、「桜並木」が創り出されていることだろう。(1703)
4/4の様子
4/4の様子