相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

上毛三社の一社「妙義神社」

2018-09-12 14:24:03 | 神社
群馬県富岡市妙義町妙義に上毛三山の一つで、日本三大奇勝(奇岩怪石)の一つである「妙義山」の主峰「白雲山」の東山麓、老杉の生い茂る景勝の地、妙義山信仰の中心の「妙義神社」はある。創建は宣化天皇2年(537)、約1500年前といわれる古社である。江戸時代は関東平野の北西に位置し江戸の乾(戌亥)天門の鎮めとして「家運永久子孫繁昌」を願って歴代の徳川将軍家に深く信仰された。主祭神は日本武尊、豊受大神、菅原道真公、権大納言長親卿。道の駅「みょうぎ(物産センター)」より登山入口を左折すると朱色の大きい「第一鳥居」がある。「総門」(旧白雲山石塔寺の仁王門)を抜けると右に「授与所」、「旧宮様御殿」がある。総門の奥正面に「銅鳥居」、「手水舎」があり、ここから「本社」に向かう急勾配の男坂「165段の長い石段」が続く。上りきったところにある「随神門」と「唐門」を抜けると正面に鮮やかな色彩が施された国指定の重要文化財となっている、権現造りの「本社」(本殿・幣殿・拝殿)がある。境内社には稲荷神社、和歌三神社、水神社、愛宕社、厳島社、波己曽社がある。本社を筆頭に境内の諸建造物は江戸初期から中期にかけての江戸時代建築の趣きをもつ壮麗そのもので、老杉の鬱蒼たる神域に輪奐の美を連ねている。白雲山の標高800m付近に白文字の「大」が小さく見える。これは江戸時代に建立され、妙義神社の妙義大権現の「大」であり妙義神社にお参り出来ない村人や旅人のために建てられた。当社は大河ドラマのロケ地として度々登場している。(1809)




















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする