榛名神社の長い参道を進み「御水屋」(手水舎)、「本殿」に近づいた見事なほど立派な「矢立杉」の向かい側付近の対岸の山あい岩肌、瓶子岩の間をすべる様に落ちていく一筋の流れる滝「瓶子の滝」がある。「瓶子」とは神に供える神酒を入れる器のことで、長い年月をかけて岩を削り一筋の滝が流れ落ち文字通り、自然が作り出した神秘的な美しさが感じられる魅力のスポットである。「瓶子の滝」は高さ23m、水量は少なく、滝壺もなく流音は残念ながら聞こえないが、その細い一筋の滝がなおさら神がかっていて風流、風情が感じられる。この滝も冬場には凍ってしまうというその姿も見てみたいものである。(1809)











