いよいよ14:00「福岡空港から東京=羽田空港までの空旅」である。距離は約800kで飛行時間1時間40分のフライトである。滑走路へ移動、離陸のアナウンス。ゴーとエンジン音が響く。滑走路と車輪の摩擦音が消える。60度近い角度、徐々に高度を上げている。しばらくすると眼下にはマッチ箱を並べたような福岡市の街並がどんどん小さくなっていく。ぐんぐん高度をあげ安定飛行に入ったようである。高度はもう9000mくらいに達しているだろうか?機窓から街並みが消え果てしなく続く「雲海」の海原を飛行中。右翼の彼方に「白い月」が浮かび上がってきた。一路一会のショット。やがて中国と四国間の瀬戸内海、播磨灘あたりを飛行し、関西から東海そしてしばらくすると伊豆の上空に来たようである。眼下にはかすかに伊豆の島々が見えてきた。いよいよ着陸態勢に入り、次第に房総半島から東京湾へ。眼下には木更津と川崎を結ぶあの「アクアライン」、そして中央の「海ほたる」と「空気孔」がはっきりと視界に入ってきた。ドスンと車輪が滑走路に付き羽田に到着、飛行時間1時間40分のフライトであった。(1809)















