暑さ寒さも彼岸までの言葉通り今日は午前中からしとしとと秋雨が降り肌寒い気温となった。座間市緑ヶ丘の「かにが沢公園」にも秋の訪れを告げる花「曼珠沙華」(彼岸花)が見頃を迎え9/23に開催される「第5回 曼珠沙華 観賞の集い 2018」にむけスタンバイオッケーである。公園西側の約350㎡の斜面に赤・白・ピンク三色の曼珠沙華12万個がグラデーションを描き競演しているかのような美しさである。当日は曼珠沙華の鑑賞は勿論、曼珠沙華撮影会、野点茶会、俳句・短歌の吟行、琴演奏が行われる。曼珠沙華は「天界の花」・「天上の花」で曼珠沙華が「赤い」というサンスクリットの意味。この花は俳句によく読まれる。正岡子規は「かたかたは花そば白し曼珠沙花」、飯島晴子は「咲き縺れあふ曼珠沙華世阿弥の地」、右城暮石は「天上へ赤消え去りし曼珠沙華」、山口誓子は「つきぬけて天上の紺 曼珠沙華」、中村汀女は「曼珠沙華まんじゅしゃげ 抱くほどとれど母恋し 父若く 我いとけなく曼珠沙華」と。(1809)






