相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

座間「水上山龍源院」の弁天様と稲荷社!!

2022-02-19 08:56:49 | 寺院
座間入谷に小桜姫伝説で知られる曹洞宗寺院「水上山龍源院」は鎮座する。渋谷高間が現在の富士山公園の西側の麓に永享間(1429~41)に建てたと伝わる。渋谷高間の娘「小桜姫」が後妻に殺され、後妻の子「小柳姫」も同情し自殺したことを弔うため屋敷を寺とした。創建は寛永2年(1461)、山梨県上野原の清源院八世・格雲守存を請して開山、清源院の末寺となる。本尊は釈迦である。当初上野原清源院八世格雲守存を開山として寛正2年(1461)入谷丸山下に創建。その後、弘治年間に現在地へ移転し天保年間(1830年)には寺子屋を開き教育の場でもあった。明治5年(1872)には座間小学校の前身「風牛学舎」があった。二世実州は夜夢枕にたった白蛇のお告げから財宝・五穀豊穣を祈念して「弁財天」を造立した。境内社に龍天善神社、稲荷社、白山社が祀られている。鈴鹿明神社の数十メートル先かつての藤沢街道沿い焔魔堂の奥に建てられている寺号標より入山、境内正面に5年前に落成した美麗な入り母屋づくりの「本堂」がある。広い境内には庫裏の裏に「弁財天」が祀られており、「寺号標」そばに「六地蔵」、更に座間湧水の一つ「龍源院湧水」が今もこんこんと湧き出ている。(2202)
 
 
 
 
 

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座間宿村と入谷村の総鎮守「鈴鹿明神社」の梅ほころぶ!!

2022-02-19 07:59:48 | 神社
座間市入谷に江戸時代には座間宿村と入谷村の総鎮守、「お明神様」として親しまれている「鈴鹿明神社」は鎮座している。創建時期は不詳だが第29代欽明天皇の御代(539年〜571年)創祀と伝えられている。他では「正倉院文書」には天平年間(729〜749)には当地は鈴鹿王の所領で土甘郷と呼ばれ王の名前より「鈴鹿」という字名が付けられたとも。当社の縁起では「遠く伊勢の鈴鹿郷の祭礼において神輿が海上を渡御していた際、暴風によって漂流し相模国入海の東峯に漂着したといい、このことから里人が座間全郷の鎮守として社を創建し鈴鹿大明神を崇め祀った」という伝説もある。戦前の近代社格制度(旧社格)で郷社、現在では神奈川県神社庁による献幣使参向神社(同県神社庁指定神社)である。主祭神は伊邪那岐命、素戔鳴尊である。「鳥居」を抜けると長い参道が続く。右手に社務所、左に「神輿殿」、「手水舎」、「座間市戦没者慰霊碑」、正面に荘厳な「拝殿」、右手に「神楽殿」、「祖霊社」、「参集殿」がある。境内には末社として2座の稲荷社や山王社、厳島神社(弁天社)が合祀されている。境内に入ってすぐの右側には古い石仏や道祖神、小祠、狛犬などが安置されている。当社にはさほど多くはないが今、「紅梅」「白梅」が咲き始め華やかに彩りを増している。(2102)
 
 
 
 
 
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