相模原市南区当麻に「時宗」の旧本山であり古くは「当麻道場」として11ケ寺の末寺を擁していた一遍上人ゆかりの寺院「当麻山無量光寺」は鎮座している。創建は弘長元年(1261)。本尊は一遍上人。紅葉が一際美しい当寺はこの時季必ず訪れる寺院の一つである。重厚な「外門」より続く100m超えの石畳の参道、中間に構えられた「山門」より入山すると深い木立に包まれた旧本山らしい広大な寺域が広がる。「一遍上人像」、の隣りに宝造りの「本堂」がある。境内には「鐘楼」、「経堂」、「東権現」の建造物、「芭蕉の石碑」、「徳本念仏塔」、「歴代廟所」、「御影の池」、「御髪塚」、「笈退の泉」、「金光院の跡」がある。本堂裏にも庭園と池があり秋の紅葉は特別美しいが、今は「椿」と「梅」が境内を彩っている。(2202)







