「町田モノレール駅」誕生か!!のネットニュースが目に飛び込んできた。多摩地域における相互の連携を強化し、多摩地域の南北方向の公共交通をより充実させるため、東京都と多摩都市モノレール株式会社とで整備されたのが「多摩都市モノレール」である。全体構想は約93kmといことで、そのうち1998/11に「立川北駅」から「上北台駅」間、2000/1に「多摩センター駅」から「立川北駅間」の約16kmが営業運行されている。そして現在「多摩センター駅」側から南に「小山田桜台団地」や「町田山崎団地」丘陵地帯を超え、町田駅付近で蛇行し「JR町田駅」へ接続する約13kmの「町田延伸ルート」である。総事業費総定額はなんと「約1700億円」という大規模プロジェクトであり既に約7kmの導入空間が確保されている。事業化までを6年間、それ以降を8年間と想定し「2032年度開業」の計画目途である。町田市にある鉄道駅はすべて市の外縁部に位置しており、市内を移動しやすくするためには、市域を東西、南北に貫く新たな公共交通システムを整備することが求められておりまた、多摩地域の都市と連携を深めるため多摩地域を南北に結ぶ公共交通網や道路網の整備が不可欠であることが本延伸計画の発端のようである。「多摩都市モノレールの町田方面延伸」は、町田市中央部の鉄道空白地帯を通り、交通利便性を大幅に向上させる構想であり、これらの課題を解決することにより町田市はもちろん多摩地域全体の発展につながるものと期待されている。果してどういう「モノレール駅」が誕生するのか今から楽しみである。(2201)
座間市座間に座間の古刹の浄土宗寺院「来迎山宗仲寺」は鎮座している。当寺は高遠藩初代「内藤修理亮清成」が実父「武田宗仲」の菩提を弔う為、慶長8年(1603)に創建した。本尊は阿弥陀如来。当寺は「徳川家康公」も立ち寄ったとされ、元和3年(1617)家康公の霊柩が久能山から日光へ遷御される際に一行が「座間宿」にて休息したと伝わる。当寺には「山門」右手には家康公お手植えの「大樹銀杏」がある。境内には幻想的な「月影の泉」が数年前完成した。「山門」を抜けると左手奥に入り母屋造りの「本堂」、本堂左手に「鐘楼」、「水子観音堂」、「清浄殿」がある。当寺は梅と河津桜の名所でもあり「本堂」前に「紅白のしだれ梅」が2本植栽されている。紅梅は花びらを落とし始めているが白梅は甘い香りを放ち丁度見頃となっている。また「山門」そばには4本の「河津桜」が植栽されており、それぞれ個体で数十輪のピンク色の花を開花させている。「清浄殿」の奥の墓域の一画にある「彫刻の広場」には「女性の像」が3体、周りに「河津桜」5本と「紅梅と白梅」10本ほど植栽されている。「河津桜」はやっと咲き始め数輪ほど可憐な花びらを開花させていた。今月中旬ごろかと思われる「寒紅梅」もつぼみを大きく膨らませ開花寸前である。(2202)
家康公お手植えの「大樹銀杏」
家康公お手植えの「大樹銀杏」