相模原市南区麻溝に「クレマチス」や「アジサイ」が特に代表花で名所となっており今は咲き始めた「クリスマスローズ」と四季の花が絶えない「相模原市立麻溝公園」はある。管理事務所から展望塔に向かうクリスマスローズのエリアと、樹林広場の一画に本数は少ないが「フクジュソウ」(福寿草)がひっそりと可憐な黄色の花姿で咲き始めている。「フクジュソウ」はキンポウゲ科の多年草で別名「ガンジツソウ」(元日草)とも呼ばれ幸福と長寿を意味し、新春を祝う花として名づけられた「春植物」である。花期はちょうど今頃の早春のウメの花がほころぶ頃から蕾をもち上げ後を追うように咲く黄色の大輪花は可憐でとても美しい。花茎を伸ばしながら、細く切れ込んだニンジンのような葉を広げ、晩春のころから葉を枯らし落葉となる。「福を招く」というおめでたい名前から、お正月の鉢花としても人気が高い草花である。生長は初めは茎は伸びず、苞に包まれた短い茎の上に花だけがつき、次第に茎や葉が伸び3~4cmの黄色い花を咲かせる。花は花弁を使って日光を花の中心に集めてその熱で虫を誘引している。そのため、太陽光を敏感に感じ開閉する。葉は細かく分かれ、夏になると地上部を枯らす。初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までをまた地下で過ごす。「幸せを招く」、「永久の幸福」、「福を招く」というめでたい花言葉をもっている。(2201)
「開成町水辺スポーツ公園」に隣接するまるで北欧の湖畔の別荘かホテルの様な「開成水辺フォレストスプリングFSダイナー」。美しい木々に囲まれた敷地には開成町の清涼な地下水を利用した3つの大きな池にアメリカンカントリー風のレストハウスがあり、四季折々の野鳥も訪れコロナ禍にあって三蜜を避けられるうってつけの癒しのスポットである。水と緑が美しいフィッシングパークで新鮮な美味しいトラウトサーモンが食せるレストランである。31000㎡の敷地には3つの大きな池がある。今はもう「カモ」はもういなかったが、上面は青みがかった灰色の羽毛で被われ、頸部から胸部にかけて黒い縦縞が入る。頭部は白い羽毛で覆われ、眼上部から後頭にかけて眉状の黒い筋模様が入る「アオサギ」(蒼鷺)と頭部や頸部は黒い羽毛で被われ、頭頂や後頸には光沢がある。胴体は灰黒色の羽毛で被われ、上面は青みがかっていて尾羽基部下面は黒い羽毛で被われる。尾羽の色彩は黒褐色。次列風切先端は白く、上嘴から額にかけて白い肉質で覆われる「オオバン」が10羽近く、陸で休息したり、時折池で泳いだり潜ったりして餌を探している。アオサギもオオバンも河川、湖沼、池沼、湿原、干潟、水田などに生息する。美しい池と鳥、なんとも異国情緒漂う美しい景色を堪能しながら束の間のサギとの対話、鳥撮に興じた。(2201)