相模原市南区麻溝台にクレマチス、アジサイの名所の「相模原麻溝公園」はある。今、当園は「カンツバキ」と「サザンカ」、「ローバイ」の花々が咲き誇っているが、もう一つ春を告げる花の代表の「クリスマスローズ」が日に日に開花数を増してきている。訪れた日はクリスマスローズエリア全体はまだ葉っぱだらけであるが、管理事務所前のエリアで白、紫、ピンクのクリスマスローズが数十輪ほど開花数を増やしている。当園には管理事務所前とセンター広場横とスロープ斜面、あじさい順路の奥、ふれあい動物広場の3か所に約6,000株が植えられている。可愛らしい花をつける「クリスマスローズ」は花の少ない冬の季節を彩る数少ない庭花である。今咲いているのは「ヘルボルスニゲラ」(原種)で早咲きの部類に入り12月から咲くという。クリスマスローズ全般の花丈は20~30㎝、花姿は小首をかしげ何か耳を澄ましているかのようでもあり、また冬の寒さに耐えやがて来る春の足音を静かに待っているかのような花である。(2301)





