相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

重要文化財の「鐘楼門」を有する「長高山海源寺」

2023-01-25 17:21:18 | 寺院
海老名中新田に身延山久遠寺の寺末で日蓮宗寺院「長高山海源寺」は鎮座する。室町時代(寛正年間1460~1465年)に開山、大島豊後正時が建立。本尊は三宝諸尊、祖師木像。かつては田んぼの中のお寺であったことから「田ん中ぼっちり海源寺」と言われていた。とりわけ重厚で風格がある「山門」は鐘楼を兼ねた「鐘楼門」で市指定重要文化財である。三間鐘楼門で屋根は入母屋造り、銅板瓦棒葺である。境内には見事な木造八間四面の回りに一間の内廊下、後ろに位牌堂を備え、太い虹梁には直接、立体的な龍や蓮などの彫刻が施された「本堂」、本堂前には市の指定保存樹木で幹周囲2.3mの巨樹「ケヤキ」、「鬼子母神堂」、「三十三番堂」、「七面堂」がある。(2301)
 
 
 
 


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「相模が丘 仲良し小道」開花した「河津桜」に「メジロ」がやってきた!!

2023-01-25 09:28:35 | 道・緑道
相模が丘の住宅街を南北に貫く全長1.6kmの緑道「相模が丘 仲良し小道」がある。この小道には64品種、220本の多種多様な桜の木が植栽されていることから「さくら百華の道」と呼ばれている。「桜」以外にも様々な花木が植えられ、一年を通じて楽しめるユニバーサル・デザイン設計の遊歩道である。2012年に地元の有志で設立「NPO法人 さくら百華の道」が維持管理している。河津桜は「小田急相模原駅」に近い始点に5本、「イオンモール 座間」に近い終点に3本植栽されている。全体で30輪ほど開花している。「河津桜」は「ヒカンザクラ」と早咲き「オオシマザクラ」の自然交配種で一重で淡紅色の花びらが特徴である。開花した「河津桜」に照準を合わせているとなんとそこに一羽の「メジロ」が花の吸蜜にやってきてくれた。チャンス到来の瞬間、なんともラッキーであるが花から花へ忙しく飛び回るため中々ピントを合わせられない。今年、開花が少し早い気もするが大寒も過ぎこれから少しずつ春めき気温も上昇、今月末には2~3分咲きくらいになるかと思われる。(2301)
 
 
 
 
 
 
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座間の地名発祥の寺「座間山心岩寺」

2023-01-25 07:32:00 | 寺院
座間市入谷に座間の地名にもなった臨済宗建長寺派寺院「座間山心岩寺」は鎮座している。山号と寺名は初め「久光山心願寺」、後に「座間山心巌寺」から江戸時代に現在の「座間山心岩寺」と改められた。座間7村の地頭「白井織部是房」(文明元年1469年没)が開基、白井氏の持仏堂を室町時代中期、建長第75世悦岩興惟禅師の法弟成英玉禅師が寛正元年(1461)開山、創建。本尊は運慶作の釈迦如来立像。「寺号標」から50mほど参道の先に構えられている「山門」より入山すると正面に「本堂」、右に「庫裏」がある。本堂左側に池中央に不動明王を安置する「不動池」がある。座間湧水の一つで「心岩寺湧水」にあたる。境内には「薬師堂」、「岩城常隆供養五輪塔」、「鐘楼」、「弁天社」がある。寺の東側台地に縄文時代中期の遺跡が分布し南方約100mにある鈴鹿横穴群、先史時代からの生活用水であったと考えられる。根下の神井戸の水、谷戸山の水とあわせて「天水」として入谷地区の水田の灌漑にも利用された。(2301)
 
 
 
 
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