相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

「相模原麻溝公園」では真っ白な「アナベル」満開間近!!

2020-06-10 11:48:23 | 公園・庭園
相模原市南区麻溝に「クレマチス」「アジサイ」の名所「相模原麻溝公園」はある。今、当園はヒメアジサイ、本アジサイ、西洋アジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、カシワバアジサイなど270種類、7400株全てが咲き揃って見頃を迎えている。梅雨期の代表花、七変化の花と言われ文字通り「アジサイワールド」を形成、完成させている。その中でも一際美しいのが「花の谷」へ通じるスロープと「樹林広場」に咲いている真っ白なアジサイ「アナベル」である。北アメリカ東部が原産でアジサイ科、アジサイ属(ハイドランジア属)の花木で和名「アメリカノリノキ」と呼ばれ、花色には白の他に可愛いらしいピンク色もある。アナベルの名前の由来には①古代ローマ時代の男性名アマビリス(Amabilis)を女性化したアナベル(Amabel)に由来するとする説。②アナベルの原種が発見されたイリノイ州アンナ市に因んでいるとする説と③エドガー・アラン・ポーが最後に残した詩「アナベル・リー(Annabel Lee)」に由来すると言う説がある。アナベルは花期になると、分枝した茎の頂部に半球状の花序を出し、小さな花を多数咲かせる。花のように見えるのはガクが大きく発達した「装飾花」で、雄しべと雌しべが退化している。何と言ってもあの透き通るような白い花を大きな手まりのようにコロンと咲くグラデーションの様は愛おしいさをも抱かせる。まだ若草色が大半だが間もなく真っ白になって心和ませ心癒される瞬間が間もなくやってくる。待ち遠しい限りである。(2006)
 
 
 
 

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