鎌倉市極楽寺に鎌倉24地蔵の一つで「極楽寺地蔵」といわれる子育てに霊験あらたかな御地蔵様を祀る堂「導地蔵」はある。創建は文永4年(1267)。極楽寺の僧「忍性」が運慶作の地蔵を安置したのが始まりである。兵火により当初の地蔵は焼失現在の地蔵像は室町時代の作といわれています。江ノ電「極楽寺駅」より極楽寺に向かう跨線橋を渡った右側に一見すると民家風の赤い屋根した「導地蔵」は鎮座している。縁側がありそこに座って寛ぐ参拝者もいる。約760年前の正元元年(1259)創建の「極楽寺」は「忍性」が開基、執権「北条重時」が開山。中世には49ヶ子院を有する鎌倉有数の大寺院で隆盛を極め、背後の山を含め一帯は境内でこの「導地蔵」含まれていたという。(2206)
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