大和市下鶴間郷の鎮守「公所浅間神社」は鎮座している。創建年代(伝)源頼朝(1147-1199)の創建と伝えられている。昭和50年(1975)国道16号線建設に伴い現在地に移転。文亀年間(1501-1503)の「文亀神名録」に相模81社の巡拝所の一つとして「鶴間神社」と記され、鶴間郷の総鎮守であったと伝わる。貞享元年(1684)再建の棟札が記されているが、現存のものは宝永4年(1707)のものである。この棟札に「富士浅間大菩薩」とあるところから、300年前既に「浅間神社」と呼ばれていた。祭神は木花開耶姫命、併祭神は大己貴命、表筒男命。大和市の鶴間という地名には源頼朝が富士裾野の巻狩り帰路に鶴間の地で鶴が舞うのを見て「鶴舞の里」と名づけ、それが転じて「鶴間」という地名になったと説がある。国道16号線「つきみの入口」を境川方向に進む坂途中に当社はある。境内地の広さは4384㎡、「石鳥居」を潜ると正面に神明造りの 「社殿」、左に社務所がある。境内社として「子之神社」、「住吉神社」、「弁財天」、「秋葉神社」、「古峯神社」が併祀されている。(2208)
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