相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

歴史的建造物が建ち並ぶ「馬車道通り」を訪撮!!

2022-04-21 11:11:39 | 道・緑道
横浜市中区、関内駅近くの吉田橋から東京芸術大学馬車道校舎のある本町通り交差点まで続く「馬車道通り」がある。「馬車道」は慶応2年(1866)に発生し町の大半を焼き尽くした「大火(豚屋火事)」を契機に行われた町の整備により誕生した通りである。かつては外国人の馬車が行き交い、明治2年(1869)に開通した東京~横浜間の乗合馬車の発着所が吉田橋のわきに設けられたことから「馬車道」と呼ばれた。外国文化の入口でもあった「馬車道」は「ガス灯」、アイスクリーム、近代街路樹、「乗合馬車」など様々なものの日本における発祥地である。どこかノスタルジックでクラシカルな街並みである。通りにはボリュームのある美しい緑青ドームがシンボルの「神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行本店本館)」、戦前期の銀行建築である「東京藝術大学馬車道校舎(旧富士銀行横浜支店)」、シンプルながら味わいある「馬車道大津ビル(旧東京海上火災保険ビル)」などの歴史的建造物が建ち並び、戦後につくられた低層の防火帯建築も通りの景観に特徴を与えている。レンガが敷きの歩道は日没ともなると81基のガス灯が柔らかな明かりを灯すなど、昔ながらの古典的な雰囲気を残す歴史情緒&異国情緒溢れる横浜を代表する通りである。この通りの歴史は古く「日本大通り」と一緒で江戸時代の1866年に開通した通りである。 馬車道は歴史の古い長い街で江戸時代まで遡る。現在でも当時の面影を感じる貴重なレンガ造りの道路・ガスの街灯・近代的な洋風の建造物など数多く残っている。(2204)
 
 
 
 
 

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