相模原市南区磯部勝坂の丘上に磯部勝坂地区の集落の旧家が鎮守として鬼門の方角に建てたとされる「石楯尾神社」は鎮座している。「石楯尾神社」は相模原市に3社、藤沢に1社あるが、「延喜式神名帳」に記載されている相模国の延喜式内社十三社の内の一社とされるのが「高座郡石楯尾神社」である。ここ勝坂の「石楯尾神社」の創建年代は不詳であるが、江戸時代の寛政12年(1800)に社殿が再建されたことからそれ以前とされる。天保5年(1834)に社殿の修復、安政7年(1860)に秋葉山講中建立の石碑が奉納さる。明治5年に覆殿と拝殿を改築、拝殿の天井の龍絵は明治5年に地元の中村大吉氏が描いたとされる。明治維新後に「石楯尾神社」と改称している。祭神は大己貴命。社号標から50mほど先に構えられた「鳥居」を抜けると120段の石段が続く急こう配の参道が続き、上りきった正面に「社殿」がある。明治初期に改められる迄は「羽黒権現社」と称され「修験道」或は「山岳修行」が行われていた霊地の意味合いを持っていたように窺われる。境内社として「秋葉社」が祀られている。(2104)
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