相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

百番観音の寺「巨福山梅宗寺」

2015-05-22 11:47:47 | 寺院
相模原市緑区上九沢に百番観音と安産守・白子観音の寺、曹洞宗の寺院「巨福山梅宗寺」はある。慶長2年(1597)「梅宗庵」として開創。本尊は釈迦三尊(釈迦牟尼仏/文殊菩薩/普賢菩薩)である。境内には2002年再建の「本堂」、「仏光殿(開山堂)」、「養蚕影明神」、平成24年再建され新しくなった相模原の登録文化財登録の「百番観音堂」(宝永7年=1710に創建)が建ち並ぶ。堂内には非常に珍しく「西国三十三観音」、「坂東三十三観音」、「秩父三十四観音」の100体の観音石仏が収められている。寺域には400年という歴史が脈々と息づいているように感じられる。(1505)












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北相模の古社&守護神「亀ケ池八幡宮」

2015-05-21 11:12:27 | 神社
古くより上溝の地に鎮座し八幡大菩薩と称される北相模の農耕開拓の守護神であったといわれている「亀ヶ池八幡宮」はある。創建は元弘元年、暦応2年に社殿を再建、慶安2年幕府より社領として七石の朱印を受けている。祭神は応神天皇。ここは県内では珍しい当宮一ヶ所で境内左側「七福神」が祀られており一度に全てお参りできる神社として、また樹齢は350年のご神木「夫婦いちょう」を潜って参拝すると良縁・良い仕事に恵まれる、また境内にある「ゴールド神社」では車のお祓いができることから交通安全祈願する人が後を絶たないらしい。最近社殿も建て替えられ見違えるようになった。神社にあった池にたくさんの亀がいたことから「亀ヶ池」と呼ばれ、御神像(束帯姿の木造座像)は市内最古のもので重文財となっている。上溝夏の風物詩である「八坂祭」は大勢の人で賑わう。(1505)


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

生田緑地バラ苑 七色の香りに包まれて 2015

2015-05-21 10:05:10 | バラ・バラ祭り
向ヶ丘遊園の閉園に伴い園内の「バラ苑」の存続を求める市民の声に応え川崎市が引き継ぎ管理している「生田緑地バラ苑」がある。バラの名所とし知られているが今、春季限定で5/14~31まで開苑している。昨日新聞にも満開、見ごろとと掲載された苑内はバラの虜になった大勢の人がバラ観賞にそして撮影に訪れ身動きできないほど賑わっていた。緑豊かな多摩丘陵に囲まれた「秘密の花園」と呼ばれる約1.2ヘクタールの苑内には入口の「ミニバラ苑」から「ガーデンパーティ」、バラのトンネル「バーゴラ通り」、左奥「イングリッシュローズコーナー」、「ロイヤルコーナー」、苑の中央広場の「バラの丘/中央の丘」、「西口広場」、「裏門前」などのエリア別に533種、4700株の世界各国のバラが植栽されていて、中には「バラの殿堂」入りした15種類(ピース/クイーンエリザベス/イングリッドバーグマン等)の希少なバラもあるようだ。いま全てのバラが見事に咲き乱れ「バラの花園」、「秘密の花園」を創り出している。苑内は香水を噴霧したのような甘いフルーティーな「七つの香り」が充満し酔ってしまいそうである。。このバラは、「愛」、「恋」、「美」、「幸福」と情熱的な花言葉で、魅惑的な美しさで別世界を創り出しているバラ、誰しもが心惹かれるまさしく「花の女王」である。(1505)


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模原北公園の主役「バラ」・「薔薇」・「ばら」見ごろ 2015

2015-05-19 11:27:45 | バラ・バラ祭り
相模原市緑区下九沢に公園全体が植物園のような雰囲気が感じられるように造られている「相模原北公園」はある。当園の「東フロント入口」から下に下りる階段状のロックガーデンの真ん中と両側には白、黄色、ピンク色のフロリバンダ系~ミニバラ系のバラが美しく咲き誇りバラ特有の芳香が漂い、華やかなバラの世界へ誘ってくれる。ロックガーデンを下り左折すると中央に水が流れる階段状の「ばら園」(花木園)がある。バラ園としては小規模でバラの本数は少ないが、品種が多く、色んなバラの花を一度に楽しめる希少。ここには主にハイブリッドティー系の85種、1900本の「バラ」植栽されており、今まさに色鮮やかに咲き乱れほのかな甘い香りを漂よわせ薔薇の花園&世界を創り上げている。その花姿といい、花びらの枚数・形といい、その多彩な色彩といいバラは人の目を魅了するかのように輝いており、まさしく花の女王であり、今この公園の主役の花となっている。(1505)






















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツの旅 中世屈指の都市「ニュルンベルク」

2015-05-18 08:49:20 | ドイツ
ヴュルツブルグを後にし古城街道を東方へ。走ること2時間、周囲を深い濠と部厚い城壁で取り囲まれた大規模な中世の城塞都市「ニュルンベルク」に着く。ニュルンベルグは1050年に神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ3世の時に最初の要塞を築造。その後、皇帝の拠点として神聖ローマ帝国で重きをなした地である。まず街の中心にあるゴシック教会の尖塔のような格好をした井戸の塔で、七人の選帝侯や中世の英雄などの像で飾られている「美しの泉」、「中央広場」より左手の坂を歩くこと10分、城塞都市と言われるその代表が街を見下ろす旧市街北端の高台に神聖ローマ皇帝の城塞「カイザーブルク」が聳え建っている。16世紀までは居城として、また帝国・宮廷会議の場として使用されていたという。深さ47mの井戸と小屋、ロマネスク様式の二重礼拝堂が残っている。登城してみると大きな石が積み上げられ容易に侵入を拒む壁はいかにも城塞という趣きを呈している。「中央広場」にはニュルンベルク最古の「聖セバルドゥス教会」と皇帝と7人の選帝侯が登場する仕掛け時計(1509年製)がある「フラウエン教会」(聖母教会)。また世界最大級のクリスマスマーケットが開かれるこの広場、シーズンには再訪したいものである。茶を基調とした木組みの家、重厚な建造物が多く、まさに「ニュルンベルグ」は城塞という名に相応しい街であった。(1504)


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする