相模原市南区下溝に四季の花が咲き乱れ市民のオアシスとなっている「県立相模原公園」はある。インフォメーションセンター裏に3本の「スイフヨウ(酔芙蓉)」が植栽されている。この花は「八重咲きの花」を9月いっぱいまで咲かせる。朝方は純白で、午後には白い花びらが淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色に変化する珍しい花である。説によるとお酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの花名がついたようである。すでに数輪が赤くなっている花もある。スイフヨウは「一日花」と呼ばれ短命である。芙蓉の花言葉は柔らかな花姿と一日で枯れてしまう儚さから「美しい女性」の例えとして使われ「繊細な美」、「しとやかな恋人」である。(1809)
相模原市下溝にある「県立相模原公園」の西側クヌギゲートより入った「森の木展望台」のある「芝生広場」のほぼ中央を仕切る様に今、二つの塊となっている「サルビア・レウカンサ」がに紫色の花穂をつけ始め鮮やかなアクセントとなっている。この「サルビア・レウカンサ」は中央アメリカ原産でシソ科の半常緑多年草の植物である。背丈は1~2m、横幅80~150cm。葉は灰緑色で細長く、葉脈が目立つ。紫の花は萼片でフェルトかビロード生地のような毛が生えて軟らかい。咢その先からにょっきりと白や淡桃、赤紫の小さ花をつける。花の少ないこの時季、寒い冬が到来するまで咲き続ける「サルビア・レウカンサ」を心行くまで堪能したい。(1809)
9月も終わりに近づき朝夕はめっきり肌寒くなり秋の気配が感じられる。明日から日本列島を縦断しそうな台風24号の影響で雨の予報。花々に影響なければいいのだが。相模原市下溝に「四季の花」で彩られ「「市民のオアシス」のとなっている「県立相模原公園」の「イベント広場」と「紅葉の丘」の間に植栽されている3本の「ジュウガツザクラ(十月桜)」がまだ数えるほどではあるがホワイトとピンクの可愛らしい花びらを広げて咲きはじめている。「ジュウガツザクラ(十月桜)」は名の通り10月から少しずつ咲き始め12月まで咲き続ける珍しい桜である。花は中輪で小振りの八重咲き、白色か淡いピンク色をしている。3月末から再度咲き始めるが、この時期の方が花は大きい。一年に二度も美しさを披露してくれる「ジュウガツザクラ(十月桜)」は本当に希少の花である。(1809)
博多区御供所町に弘法大師が日本で最初に開山(創建)したお寺の中では日本で一番古い霊場、密教寺院の真言宗別格本山(九州教団の拠点寺院)の「南岳山東長蜜寺」はある。創建年(伝)大同元年(806)。本尊は千手観音菩薩立像(重要文化財・秘仏)、弘法大師(秘仏)、不動明王。空港線「祇園駅」1番出口前に大きな「山門」が構えられている。山門を抜けると正面に「本堂」とその右に木造座像では日本最大級の福岡大仏が祀られている「大仏殿」、大仏殿前に内部に六角形の仏龕がある「六角堂」(江戸時代に建立で市の文化財指定)、本殿左奥に純木造総檜造り「五重塔」(平成23年に完成)、鐘楼、護摩堂、「大師堂」が建ち並ぶ大伽藍(群)には圧倒される。また当寺域左奥に「福岡藩主黒田家墓所」(市文化財)=「黒田家二代忠之公」、「三代光之公」、「八代治高公」が眠っている。当寺は九州八十八カ所第1番霊場、九州三十六番不動尊結願(36番)霊場、九州二十四地蔵尊霊場第22番札所である。寺域には霊場らしい重厚な雰囲気が漂っている。(1809)
福岡市博多区下川端町に福岡のランドマークとして親しまれているあらゆる演劇ジャンルに対応可能な演劇専用劇場「博多座」はある。大型複合商業施設の「博多リバレイン」の主要テナントで博多座・西銀ビルの2階から6階にある。完成は1999年3月6日、開館は1999年6月3日なので20年前である。規模は収容人員1500人級、客席数は1階778席、2階424席、3階200席計1500席は九州では最大である。当劇場では「歌舞伎」は勿論のこと「演劇」、「ミュージカル」、「歌手公演」に使用されている。格式が高そうであるが観劇以外でも館内にはレストラン食事をしたり、カフェでお茶を飲んだり、売店でありオリジナルグッズを求めたり、それ以外でも福岡アジア美術館を鑑賞したり、入り口にアンモナイト、女性に優しいサービスとしてトイレが74個もある。毎年12月は市民のために開放されたり、博多検番の芸妓総出の博多をどりも毎年ここで公演が行われる。一度は歌舞伎でも入場してみたいものである。(1809)