相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!

☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

源頼朝ゆかりの社、平塚宿の鎮守「春日神社」

2022-07-23 07:26:53 | 神社
平塚市平塚に平塚宿の鎮守として崇められている「春日神社」は鎮座している。かつては「平塚山黒部宮」といい源頼朝が建久2年(1191)、相模川橋供養の御祈願所としたと伝わる。また建久3年(1192)、将軍家御台所御産気のため神馬を奉り安産を祈願したとある。源頼朝より御朱印のご寄付あるも、元和年中(1615~1616)に消失し、その後江戸時代には慶安2年(1649)に徳川家光より社領6石の御朱印を賜っている。祭神は天児屋根命、武甕槌命、経津主命、比売神。JR平塚駅より1.2kmほど、旧東海道と国道1号線の間に周りは住宅街に鎮座している。しかし境内は緑の樹木に覆われ静寂さ漂う神域である。「一の鳥居」「二の鳥居」を抜けると正面に「拝殿」があり、左に「社務所」がある。境内には春日龍神社、春日稲荷神社、春日天満宮の境内社、石祠や庚申塔等が祀られている。庚申塔右側には「右大山道」と書かれおり大山詣での一基点だったようである。旅立つことを「鹿島立ち」といわれ、これは「春日の神」が鹿島を立たれて無事春日大社にお鎮まりになった故事によるもので「旅行・交通安全の守護神」と信仰され崇められている。(2207)
 
 
 
 
 
 
 
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「町田薬師池公園」では「大賀ハス」が超見頃!!

2022-07-22 14:23:00 | 公園・庭園
町田市野津田に四季折々の花々で織りなされる美しい名園「町田薬師池公園」=四季彩の杜はある。先月までは「あじさい」「ショウブ」が色鮮やかに彩りで多くの来園者を魅了した。園内各所では「アジサイ」の残り花がまだ見ることができる。そして今、当園を華やかに彩っているのが園内の北端部にある3,000㎡の「蓮田」植栽された約2000株の古代種「大賀ハス」である。町田相原に鎮座する圓林寺より譲り受けた蓮である。2千年の眠りから醒めピンク色の美しい神秘的な花を咲かせることから「ハスの名所」となっている。例年7月の下旬から8月の上旬に掛けて見頃を迎える。今100輪以上が咲き美しい花姿を大披露中である。百人近い鑑賞客、撮影者で大賑わいである。仏像や菩薩をのせる台座に「蓮の花」のが施されており「蓮華台」とか「蓮華座」といわれ浄土の世界と深い関係がある。今月31日にはこの「大賀ハス」を主役とした「観蓮会」が3年ぶりに開催される。ハスの葉に注いだ酒や茶を茎を通して飲む「荷葉酒」や「荷葉茶」などを楽しめるという。(2207)
 
 
 
 
 
 
 
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平塚に相模国五社の五之宮格の「平塚八幡宮」

2022-07-22 07:26:08 | 神社
平塚市浅間町に相模国五社の一社で五之宮格の「平塚八幡宮」は鎮座する。創建は仁徳天皇68年(360)。1600余年の長く輝かしい歴史を誇り、相模の鎮めとして朝廷の信頼も厚くまた霊場として重要視され鎌倉時代以降武人の信仰を集めた社である。源頼朝公夫人の安産祈願の「神馬奉納」、徳川家康公の「社領寄進」はよく知られている。主祭神は応神天王、神功皇后、武内宿禰命。通りに面した朱色の「一の鳥居」を抜けると左右に鯉、カモ、アヒルが泳ぐ「東御池」、鶴峯山稲荷社、更に「二の鳥居」の正面に「拝殿」、奥に流造りの「本殿」が建つ。「拝殿」前に「茅の輪くぐり」が設置されていた。拝殿の右には「諏訪社」、中央に「若宮社」、左に「神明社」の境内末社、「平塚弁財天」、「拝殿」左側に「神輿殿」が建ち並ぶ。かつて平塚は宿場町であり門前大通りは東海道、須賀港、厚木往還、大山道の重なる交通の要衝で道中安全の祈り社頭として栄え発展した名残りが今も感じられる。(2207)
 
 
 
 
 
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「万葉草花苑」では「サフランモドキ」が可愛いピンクの花を披露中!!

2022-07-21 16:16:04 | 公園・庭園
町田市野津田に「新東京百景」、「日本の歴史公園100選」、「東京都指定名勝」に指定されている「薬師池公園」はある。薬師茶屋の後方に古民家の隣りに野草260種、万葉植物70種が植裁されている「萬葉草花苑」がある。秋の七草の桔梗やオミナエシが咲き始めている。そしてもう一つサフランによく似ていることから花名の由来をもつ「サフランモドキ」が可愛らしいピンクの花を披露中である。中米・西インド諸島原産、ヒガンバナ科タマスダレ属の多年草、小形の球根植物である。雨後に一斉に花が咲くことから「レインリリー」(Rain lily)、他には「ゼフィランサス」とも呼ばれる。 この時期ピンクの6弁花を咲かせる希少な花の一つである。(2207)
 
 
 
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芝増上寺末の「見光山大念寺」

2022-07-21 07:27:47 | 寺院
平塚市四之宮に芝増上寺末浄土宗寺院「見光山大念寺」(眼性院)は鎮座している。当寺は代々後北条氏に仕えていた佐藤文左衛門(玉法院深譽西入、寛永4年1627年卒)が開基、源譽哲道(明暦3年1657年寂)が開山、50坪の堂宇を建立したのが興りであり、寛永年間、若しくはそれ以前の建立である。明治42年大野小学校の新校舎落成祝賀会で打ち上げた花火で大火事となり山門以外の堂宇は全て全焼、四之宮旧家の殆んどが全焼し由緒ある古資料のすべてが喪失してしまったと伝わる。第17代真常和尚が大正6年本堂再建した。本尊は阿弥陀如来(平等院の阿弥陀如来と同じ仏師定朝作)。ベージュ色の鮮やかな外塀中央に構えられた「山門」より入山すると境内中央に入り母屋造りの「本堂」「観音堂」、「六地蔵」がある。また当寺には四之宮人形発展に尽した吉田朝右衛門、吉田三十郎・ワカ夫婦の墓がある。(2207)
 
 
 
 



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