エネルギーに関する科学の基礎を「熱による仕事と基本法則」「電気エネルギーと化学エネルギー」「核のエネルギー」「量子力学のエネルギー」「エネルギーの貯蔵と輸送」「宇宙のエネルギー」の各分野に分けて説明した本。
エネルギーをテーマにしていますが、実質は物理、特に理論物理学全般の基礎を、基本的な法則の紹介とその発見の経緯と発見者をめぐるエピソードを中心に説明していて、印象としては物理の教科書または物理学史の入門書という感じです。
物理学の基礎をおさらいするという目的には手頃ですが、それぞれの分野でもう少し踏み込みが欲しい思いが残ります。そういう学習意欲をそそるという点がいいのかも知れませんが。
原題:THE SCIENCE OF ENERGY
ロジャー・G・ニュートン 訳:東辻千枝子
講談社ブルーバックス 2015年1月20日発行 (原書は2012年)
エネルギーをテーマにしていますが、実質は物理、特に理論物理学全般の基礎を、基本的な法則の紹介とその発見の経緯と発見者をめぐるエピソードを中心に説明していて、印象としては物理の教科書または物理学史の入門書という感じです。
物理学の基礎をおさらいするという目的には手頃ですが、それぞれの分野でもう少し踏み込みが欲しい思いが残ります。そういう学習意欲をそそるという点がいいのかも知れませんが。
原題:THE SCIENCE OF ENERGY
ロジャー・G・ニュートン 訳:東辻千枝子
講談社ブルーバックス 2015年1月20日発行 (原書は2012年)