1時間で手っ取り早く売上を伸ばすネタ帳というベタなキャッチコピーの販促ビジネス本。
前書き冒頭の「最初に断っておくが、本書はあまり深く考えて読む本ではない。」という潔さに、つい惹かれてしまいました。
中身は、まぁそうだろうけどという羞恥心や見栄を捨てて販売促進に励もうって感じの内容ではありますが、提案自体は極めて具体的即物的でわかりやすい。
最後の方で、ネットビジネスに見切りをつけろというアドヴァイスは、ちょっと意外。「ネットビジネスが弱者の味方という時代は終わり、強者がさらに売上を伸ばす販促ツールへと変わってしまった」(242ページ)、ネットビジネスにかかる様々な経費で赤字を垂れ流しているケースは多いという指摘は、考えさせられます。すぐに捨てられるような販促物(アメ玉とかティッシュとか)を配布して社名が入ったものを使い捨てだと思われるのは販促物として逆効果(63~64ページ)というのも、なかなか考えさせられます。

竹内謙礼 中経出版 2009年9月11日発行
前書き冒頭の「最初に断っておくが、本書はあまり深く考えて読む本ではない。」という潔さに、つい惹かれてしまいました。
中身は、まぁそうだろうけどという羞恥心や見栄を捨てて販売促進に励もうって感じの内容ではありますが、提案自体は極めて具体的即物的でわかりやすい。
最後の方で、ネットビジネスに見切りをつけろというアドヴァイスは、ちょっと意外。「ネットビジネスが弱者の味方という時代は終わり、強者がさらに売上を伸ばす販促ツールへと変わってしまった」(242ページ)、ネットビジネスにかかる様々な経費で赤字を垂れ流しているケースは多いという指摘は、考えさせられます。すぐに捨てられるような販促物(アメ玉とかティッシュとか)を配布して社名が入ったものを使い捨てだと思われるのは販促物として逆効果(63~64ページ)というのも、なかなか考えさせられます。

竹内謙礼 中経出版 2009年9月11日発行