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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日は鴨居玲展、そして梅雨明け

2015年07月19日 22時07分05秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は意を決して(大げさかな?)東京駅八重洲口の東京ステーションギャラリーで開催している「鴨居玲 踊り候え」を見てきた。午後になってから重い腰をどうにかこうにか動かしてやっとたどり着いた。展覧会の会期は明日までなので見たいと思いつつ、何となく足が重かった。
 激しい生き方、自己をとことん追い詰める生き方、それは否定できないし、私の心のどこかでそこにあこがれている自分を見つけることは誰にでもあると思われる。私もそれに無縁ではない。だが、それを突き付けれらるというのはなかなかしんどいものがある。そんなことを想いながら鴨居玲という画家の生涯を見通す作品の群れを見てきた。詳細はまた後日。

 梅雨明けというが、風が強い三連休の中日であった。すぐにでも山に登りに行きたいのだが、29日(木)までは予定が詰まっている。それ以降でないと何処にもいけないのがつらい。これから30日以降に山行の予定をたててみようと思っている。


「職業 高校生」愛知県警のあまりに恥ずかしい発言

2015年07月19日 19時50分04秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 どう考えても理解できない。日本の警察機構そのものもこんなにも劣化しているのだろうか。同時にそれを無批判にそのまま垂れ流すNHKという「公共放送」の質はどうなっているのだろうか?本日のNHKの19時のニュースを見ていて極めて強い違和感を感じた。
 愛知県日進市で65歳の男性が殺害された強盗殺人事件で、高校3年の17歳の少年が逮捕された、という事件の報道である。愛知県警の記者会見で会見に臨んだ警察官は「(被疑者について)職業、高校生」と発言して、それをそのままNHKは放映している。
 どう考えてもおかしいのではないか?私なら「職業」という表現そのものをしない。「年齢○○歳、現在高校生」というのではないのか。
 記者会見の発表マニュアルの「職業欄」にどうしても記載しなくてはいけないなら「無職」であろう。
 最近NHKの番組を見ていても気になるのが、動物を勘定するのにどんな動物についても「○匹」で統一してしまっている。少なくとも体格の大きい犬や、ライオンなどの動物について「○頭」の数助詞を使ってもらいたいと幾度もおもったことか。
 「ネトウヨ」という言葉が蔓延していて、その手の人の発言を見ていても言葉というものに対する配慮がまるでない。彼らに「右翼」という言葉はとても似つかわしくない。文化と云うものに対する敬意も尊敬も感じることが出来ない。古典というものを学ぼうとする意識すら感じない。
 NHKの言葉に対するマニュアルもこんなにも劣化してしまっているのだろうか。本当は私などではなく、古典や古来の文化に根ざして、もっと言葉に敏感な人が発言しなくてはいけないのではないか。今の社会状況を見ると、私たちを取り巻く文化を本当に心配し、愁いているのはナショナルな世界からは遠いところに身を置いている人に思えてしょうがない。

川崎大師の第20回風鈴市を訪ねた

2015年07月19日 11時42分02秒 | 山行・旅行・散策
         

 久しぶりに川崎大師を訪れたように思う。台風の余波による強い風と時々降る雨にもかかわらず人出はすごい。過去3回風鈴市を訪れたが、最後に来てからもう7~8年は経ているように思える。今回はじめてチラシをもらい、20回記念の抽選会などのイベント情報を知った。規模は依然と変わらないが何となく華やいだ気分が境内に溢れている。
 過去3度ほど訪れて、「茨城県の石の風鈴」、「川崎大師オリジナル厄除だるま風鈴」、「和歌山県の備長炭風鈴」を部屋に飾っている。窓際にうまくひっかけるものが無いので、風のとおらないところに吊るしている。人の通り道なので、時々私の頭が触れて鳴るのがご愛嬌である。
「茨城県の石の風鈴」というのは細く不規則な形に切り出した石が2本ぶら下がり、間に同じ材質の小さな石がぶら下がり、これが両サイドの細長い石にぶつかって高い澄んだ音を出す。硬いが軽い石質で、石の振動が長く続くので余韻が長い。この音が一番気に入っている。
 ガラス製の風鈴の音を好む人も多いが、私はあまり好きになれない。
 「和歌山の備長炭風鈴」は4本の細長い備長炭の間に、小さな備長炭があり4本の備長炭に触れて心地よい金属的な音が鳴る。少し乾いたような音で、余韻があまりない。しかし長い4本の備長炭同士も触れ合ってなることもあり、音の違いがおもしろい。
 今回購入した「山形県の山形風鈴」は鋳物である。シンプルな陣笠のようなデザインが気に入ったのと、澄んだ鋳物の音と余韻が心地よくて購入した。

 ガラス、石材、炭、鋳物の4つの材質の風鈴がそろったことになる。これ以上は部屋の数からいってももう飾る余地はない。ただし陶器の風鈴もいい音がしていた。
 一方で、音よりも飾りの面白さを売りにした風鈴もある。青森の花笠風鈴、秋田の御殿まり風船、東京のつりしのぶ風鈴、竹細工をあしらった竹風鈴などが目についた。