Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日は国会へ

2016年06月04日 22時51分29秒 | 日記風&ささやかな思索・批評


 ようやく風が弱くなり、強風注意報が解除になった。FM放送への影響も無くなった。ヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」(東京フィルハーモニー交響楽団、指揮は梅田俊明)を久しぶりに聴いた。
 明日の午後は国会へ行くことになっている。退職者会の小さな旗を持参して、「国会周辺」という場合に決めているいつもの場所に集合。参加者は事前に登録している人は16人。どのくらい増えるか明日にならなければわからないところは、いつものパターンである。そしていつものようにカメラを片手に集会に参加する。一昨年から幾度も繰り返してきた行動でもある。
 退職者会であるから、親睦会のようなもの。いつもの仲間、時々くる仲間、久しぶりに会う仲間との会話と、終了後のビールもまた楽しい。だいたい参加者の半数以上が、東京駅から新橋駅までの間にあるガード下などの気楽な店に集まる。訪れる店は数軒に絞られてきた。
 どこの見せに行くかはおおよそ昼間に話し合った。早めに横浜まで帰宅したいのはやまやまであるがどうなることやら。

 これから参加者名簿を作成してから読書タイムとしたいが‥。


濃紫陽花

2016年06月04日 21時23分36秒 | 俳句・短歌・詩等関連
   

 紫陽花は好きな花のひとつである。特に濃い紫陽花の花が好みである。青でも赤でも濃い紫の色がいい。理由は特に思い浮かばない。言えることは葉の色がそれなりに濃い緑である。あの葉の色をバックにして咲くからには淡い曖昧な色では埋もれてしまう。
 白い紫陽花の花もあることは知っている。確かにあの濃い、暗めの緑の葉の色には白い花は合わないことはない。それでも色をしっかりと主張した花の方が、こと紫陽花に関しては映えると思う。俳句では「濃紫陽花(こあじさい)」という語もある。
 紫陽花であるからには、雨にも映えなくてはいけないのだ。白では雨に負けるような気もする。

   

★あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ  橋本多佳子

 この句、手紙は自分が書いた手紙でまだ投函していない手紙なのか、あるいは届いた手紙なのか、ということを議論したことがある。私は自分が書いた手紙だと思っていた。その意見は変わらない。しかし届いた手紙と云われるはまた違った世界が出現するかもしれないと思う。
 いづれにしろ、かなり艶めかしい句であることには変わりない。自分で書いて出し渋ったか、恥ずかしいか、もっと控え目にかいた方が良かったか、と逡巡しているうちに、昨日から今日に手紙の相手との関係が、少しずつ移ろってしまうことへの不安やもどかしさを感じる。
 貰った手紙とした場合、相手の不実をなんとなく匂わせているようだ。
 いづれにしろ、きのうから今日への時間の推移が紫陽花の花の変化としてとらえられないだろうか。紫陽花の花の変化は「色」であると云われるが、気持ちの上ではそんなにゆったりした時間では無いと思う。水に挿しておくとあっという間に花粉がたくさん花の下に落ちる。無駄に落ちる花粉にも早い時間の推移が暗示されていないか。
 燃えるような情念の句と私が感じる所以である。そしてこの紫陽花の色は濃い赤紫でなければならないと思う。

横浜では強風注意報

2016年06月04日 20時24分06秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 お昼頃の風も強かったが、夜に入って一段と風が強くなったように思う。昼間より長い時間強い風が吹いている。

 組合の会館で昼から会合の取材をしたのちに、15時過ぎに関内の大通り公園まで歩いた。大通公園の石の広場で、例年開催している「大陶器市」で大勢の人出があった。風が強いので出店者は苦労したようだ。数年前に織部焼のお皿を購入した記憶がある。

 今回は持ち合わせもないので、購入することは頭になかった。しかしぐい呑みを見て回った。今回備前焼の手のひらにぴったりで手触りのざらざら感が素敵なものがあった。値段を見たら10000円とあり、納得しつつとても手が出なかった。この値段のぐい呑みに注いで飲む日本酒はどんなものが合うのだろう。
 私が日ごろ購入する日本酒は4合瓶で高くても1800円である。2000円ならまずは購入はしない。否、購入できない。そんなことを考えながらも、掌にいい具合におさまるぐい呑みを未練たっぷりに眺めていた。

 フラフラと関内駅付近を歩いていたらビル風に煽られて、野球帽が交差点の真ん中まで飛ばされてしまった。さいわい車にひっかけられることもなく、取り戻すことが出来たが、あわやあきらめなくてはいけなかったかもしれない。メーデーで貰った安い帽子であるが、かぶりやすいものである。顔の大きな私でも取りあえず様になるので気に入っている。

 風が強いばかりか、電波の状態も悪いようで、先ほどからFM放送はとぎれとぎれで聴きづらい。
 NHKFMでは、チャイコフスキーの「交響曲 第6番 ロ短調 作品74“悲愴”」を放送している。岩城宏之指揮、NHK交響楽団、1996年4月収録。しかしとぎれとぎれである。実に残念である。