Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

明日は相模原市内の歴史探訪

2016年06月11日 23時20分17秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明日は退職者会が主催する「あるく会」。今回は相模原市内を歩く。結構長い距離で3時間くらいは歩くようだ。一応歩く予定の距離は9キロとなっている。そして歴史探訪も兼ねている。内容は参加してからのお楽しみらしい。
 むろん私一人のウオーキング手はないので、ゆっくりした速度である。最後には居酒屋が待ち構えている。これが楽しみの「散歩」である。
 ということで朝8時に家を出なくてはいけない。


菱田春草「暮色」

2016年06月11日 22時53分10秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日は「鮎川信夫と「荒地」展」で取り上げた「宿恋行」にちなむ菱田春草の「砧」の画が出ている図版を探して、まずは横浜美術館に寄ってみた。そこで東京美術で出版している「もっと知りたい」シリーズの「菱田春草」に小さめながら「砧」の図版があった。しかし税込み1944円は手が出なかったので購入は断念。次に神奈川県立図書館まで行ってみた。しかし検索画面では「菱田春草」を扱った図書はいくつか存在しているが、それが置いてあるはずの棚にいっても見当たらない。何冊か探したが諦めた。この県立図書館、画面検索をしてもどの棚にあるのか、見にくい。前回別の本を探した時もあるはずの棚に見つからず、断念した。慣れるまでまだまだ時間がかかりそうである。
 帰宅後、2014年に国立近代美術館で開催した「菱田春草展」の図録を眺めていたら、その時もとりあげた「暮色」(1901年)が再び私の眼に止まった。
 「砧」は芒の原と月と砧をたたく女性が登場するが、実に寂しい画面である。見ている私の体を寂しい秋風が吹き抜けていくような感じもする。そしてこの「暮色」と同様である。こちらは風が鑑賞している私の体を抜けていくだけでなく、その風には「孤独」というものも張り付いている。「砧」は対幻想の世界であるが、こちらは「孤独」の世界である。
 いづれにしても菱田春草の風景画の魅力は、この寂しさ、寂漠、孤独ではないだろうか、と思いついた。それが私を惹きつける。


上弦の月と木星のランデブー

2016年06月11日 21時25分25秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 先ほど近くのコンビニまで買い物に出かけた。月齢6.3の月と木星が並んで見える。望遠鏡があれば覗いてみたい気がしないでもない。少し薄く雲がかかっているものの肉眼でも良く見える。
 たまに星空を眺めることを続けるのはいいことなのかもしれない。
 さて本日は、中学・高校の同窓生でかつ同じ自治体職員であった方、ならびに大学時代の同窓生、この二人と同じ講座を受講した。こういう体験はあまり無いような気がする。昔同じように机を並べた「学友」という関係は忘れられない関係である。
 ただし大学生時代の友人は、紛争を潜り抜けたので一緒に机を並べた記憶よりも、食堂で一緒に昼飯を食べて、一緒にデモに出た記憶の方が強い。授業では確実に私の方が欠席率は高いと思う。反対にデモや集会の参加率は私の方が多分高いはずだ。そして理学部だったが、そのような専門科目以外の勉強はお互いに随分やったと思う。私にとっては宝物のような5年間であった。5年間も付き合ってくれたことに心から感謝している友人である。
 実は、「鮎川信夫と「荒地」展」で記載した、私に「橋上の人」の存在を教えてくれたのはその方だと思っていた。本日確かめたら違う、と云われてしまった。そうすると私に「橋上の人」を教えてくれたのは誰だったのか、ずっと悩んでいるが、未だに思い出せない。
 当分この悩みは続きそうである。

「吉本隆明と南島論」(安藤礼二)

2016年06月11日 18時23分19秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等


 本日の講座は「吉本隆明と南島論」。講師は文芸評論家の安藤礼二氏。新たに吉本隆明の全南島論(作品社)が出版された。
 安藤礼二氏はその解説で「吉本隆明によって南島は、人間の表現の「原型」、さらには、人間の家族・親族・国家の「起源」を探ることが可能な場所であった。それは同時に自らの詩人としての起源、批評家としての起源が立ち現われてくる場所でもあった。本書『全南島論』は、吉本隆明の表現の「原型」、表現の「起源」を明らかにしてくれる特権的な書物になった。一冊の書物のなかに、文字通り、一つの宇宙が封じ込められているのだ」と記している。
 全18頁にわたる解説に沿って、沖縄の「イザイホウ」の儀礼のビデオも使ってまた講義があった。
 90分という枠ではとても詳しい話にはならないし、ビデオも端折って放映したので、講義だけでは理解はできないが、配布された資料をもう一度丹念に読み込みたいものである。
 吉本隆明の南島論は1980年代に出版されており、それは何とか目を通している。しかしもう一度目を通したいと思っていたので、いい機会となったと思う。しかしこの「全南島論」は税込み5832円もする。昔の「南島論」から読みなおして、あとは図書館に備えられた段階で借りるしかないようだ。

昨日のウォーキング

2016年06月11日 01時47分36秒 | 山行・旅行・散策
 14時過ぎにいつもの往復2万500歩、約13キロのコースでウォーキング。自宅から新横浜駅の少し先まで。鶴見川の堤防の上に作られた公園にあるベンチと便所がありがたい。
 10分の休憩を除いて2時間20分なので、1時間あたり8.800歩弱、5.6キロとかなり早く歩くことが出来た。
 陽射しは強く、気温も高かった。1日のウォーキングで剥け始めた顔の皮膚は剥け終わったが、本日から右腕が少し剥け始めていたので、汗をかくととても痒くなった。しかし強い陽射しを浴びると気持ちがいい。
 横浜は最高気温が13時前で28.2℃。この気温位が上限のような気もする。これ以上気温が高いとさすがにつらい。熱中症の危険もある。
 足は快調だが、お腹の周りが重いことには変わりない。