夕食後は、NHKFMで、ベートーベン「交響曲第7番」とモーツアルト「交響曲第25番」を聴いた。指揮ネヴィル・マリナー、管弦楽はアカデミー室内管弦楽団。
ベートーベンはヴァイオリン協奏曲以外の曲を聴くのは久しぶりである。ベートーベンの交響曲、とりわけこの第7番は何しろリズムと強弱のコントラストが命である。それが好みはいろいろあって、どれが「正しい」かはわからないが、この演奏はそれが極めて強調されている。ここまで誇張されると私はちょっと引いてしまう。聴き方によってはこれぞベートーベンなのかもしれない。
モーツアルトの交響曲第25番は、モーツアルトのト短調である。いかにもモーツアルトらしいト短調である。ト短調の交響曲というと多くの人は第40番を思い浮かべるが、この25番もまた魅力的な曲である。
第1楽章の出だしのシンコペーションからまず圧倒される。最後までつい聞き入ってしまう曲である。これもベートーベンの第7番のように極めてコントラストの強い演奏であったと思う。モーツアルトの曲にここまでしていいのかな、と思いながらもメリハリの効いた冒頭から引き込まれたことは確かである。放送時間の制約から第3楽章が省力されたのは残念。
私の好みとしてはもう少し抑制のきいた演奏の方が好みである。
ベートーベンはヴァイオリン協奏曲以外の曲を聴くのは久しぶりである。ベートーベンの交響曲、とりわけこの第7番は何しろリズムと強弱のコントラストが命である。それが好みはいろいろあって、どれが「正しい」かはわからないが、この演奏はそれが極めて強調されている。ここまで誇張されると私はちょっと引いてしまう。聴き方によってはこれぞベートーベンなのかもしれない。
モーツアルトの交響曲第25番は、モーツアルトのト短調である。いかにもモーツアルトらしいト短調である。ト短調の交響曲というと多くの人は第40番を思い浮かべるが、この25番もまた魅力的な曲である。
第1楽章の出だしのシンコペーションからまず圧倒される。最後までつい聞き入ってしまう曲である。これもベートーベンの第7番のように極めてコントラストの強い演奏であったと思う。モーツアルトの曲にここまでしていいのかな、と思いながらもメリハリの効いた冒頭から引き込まれたことは確かである。放送時間の制約から第3楽章が省力されたのは残念。
私の好みとしてはもう少し抑制のきいた演奏の方が好みである。