うすい広報誌であるが、毎号それなりに楽しんでいる。本月号では、16編のうち9編に眼をとおした。
・夢の中の夢 司 修
・古希に想う 今枝由郎
「(孔子の十五志学、三十而立、四十不惑、五十知命、六十耳順、七十従心は)最初の「志学」にある志が、最後まで一貫している‥。四十歳で不惑になったのではなく、まだ惑っている自分を前に、これからは「不惑」たろんと志を新たにし、七十歳になってもまだ‥「従心」たらんと志した」
・志独歩 黒柳トシマサ
「「志」を持つ人間の精神は、徒党を組まずいつも独りで風の中を歩く、凛とした姿を思わせる。自由なのだ。そして僕は、これら信念に向かい歩みを止めない姿、原動力を「志独歩(ゆきどっぽ)」と呼びたい。」
・追憶の水月ヒルトン 中川 毅
・物理学と哲学の接近 筒井 泉
「アインシュタインは晩年、若い学徒に充てた手紙の中でね「歴史的、哲学的な知識を持つことによって、大部分の科学者が支配下におかれている同時代の固定観念から自由でいられる。私の考えでは、この哲学的な内容による自由こそが、単なる技術者や専門家と、真理の追及者との間の分水嶺になるのだ」と述べている。」
・不機嫌な患者(作家がガンになって試みたこと(2)) 高橋三千綱
・日本という国はオソロシイ(大きな字で書くこと) 加藤典洋
・動きを絵に描く-洞窟から漫画まで(心理学者の美術館散歩17) 三浦佳世
「旧石器時代以来、古今東西の画家たちは、動くものに関心を持ち、さまざまな手法で表現して来た。そうした作品が人を惹きつけ魅了するのは、止まっている絵画の中に動きを感じ、その前後を推察するという脳のちょっとした努力を快いと感じるからなのだろうか。」
・ふたたびブレイクへ(詩のなぐさめ(62)) 池澤夏樹
・夢の中の夢 司 修
・古希に想う 今枝由郎
「(孔子の十五志学、三十而立、四十不惑、五十知命、六十耳順、七十従心は)最初の「志学」にある志が、最後まで一貫している‥。四十歳で不惑になったのではなく、まだ惑っている自分を前に、これからは「不惑」たろんと志を新たにし、七十歳になってもまだ‥「従心」たらんと志した」
・志独歩 黒柳トシマサ
「「志」を持つ人間の精神は、徒党を組まずいつも独りで風の中を歩く、凛とした姿を思わせる。自由なのだ。そして僕は、これら信念に向かい歩みを止めない姿、原動力を「志独歩(ゆきどっぽ)」と呼びたい。」
・追憶の水月ヒルトン 中川 毅
・物理学と哲学の接近 筒井 泉
「アインシュタインは晩年、若い学徒に充てた手紙の中でね「歴史的、哲学的な知識を持つことによって、大部分の科学者が支配下におかれている同時代の固定観念から自由でいられる。私の考えでは、この哲学的な内容による自由こそが、単なる技術者や専門家と、真理の追及者との間の分水嶺になるのだ」と述べている。」
・不機嫌な患者(作家がガンになって試みたこと(2)) 高橋三千綱
・日本という国はオソロシイ(大きな字で書くこと) 加藤典洋
・動きを絵に描く-洞窟から漫画まで(心理学者の美術館散歩17) 三浦佳世
「旧石器時代以来、古今東西の画家たちは、動くものに関心を持ち、さまざまな手法で表現して来た。そうした作品が人を惹きつけ魅了するのは、止まっている絵画の中に動きを感じ、その前後を推察するという脳のちょっとした努力を快いと感じるからなのだろうか。」
・ふたたびブレイクへ(詩のなぐさめ(62)) 池澤夏樹