昨日記載した「木々との対話展」に補足を書き加えて更新。昨晩は眠くて少々あわてて作成したので舌足らずなところがあった。朝目が覚めてふと書き加える点を思いついた。
本日は空が篤い雲に覆われ朝から一雨があった。私の住む団地では路面のアスファルトが濡れる程度であったが、同じ区内でも海沿いは強い雨もあったらしい。とても暗い。部屋に電気を点けなければ新聞も読めない。気温は8時半の段階で28℃と気象庁のデータに載っているが、実際はもっと涼しく感じる。一気に秋が深まったような気分になった。

この気分を受けて、ブラームスのピアノソナタ第3番(作品5)を聴いている。この曲は1853年、ブラームスが20歳の時の作品。ブラームス最後のピアノソナタというと晩年の作品に聞こえるが、ごく初期の作品である。
全5楽章という構成で34分近い演奏時間の大作である。若いフラームスの抒情的でロマン溢れた曲。旋律や伴奏の音型が明瞭で、メリハリがある。とても親しみやすい曲でもある。聞きようによってはブラームス特有の甘い情感が受け付けない時もあるが、甘さに流されることのない構成的な伴奏に着目すると、飽きることはないと思う。
第2楽章にはシュテルナウという詩人の詩が記されている。第3楽章の燃え立つような情感を中心に前後にある第2、第4楽章が印象的である。
いつものとおり、ペーター・レーゼルのピアノ独奏による1972年録音版を聴いている。同時に収録されている曲は、「シューマンの主題による変奏曲作品9」と「四つのバラード集作品10」。作品9は投身自殺を試みたシューマンに敬意を表した曲であり、入院中のシューマンとクララの絶賛がある。
「四つのバラード」については明日聴くことにしたい。
本日は空が篤い雲に覆われ朝から一雨があった。私の住む団地では路面のアスファルトが濡れる程度であったが、同じ区内でも海沿いは強い雨もあったらしい。とても暗い。部屋に電気を点けなければ新聞も読めない。気温は8時半の段階で28℃と気象庁のデータに載っているが、実際はもっと涼しく感じる。一気に秋が深まったような気分になった。

この気分を受けて、ブラームスのピアノソナタ第3番(作品5)を聴いている。この曲は1853年、ブラームスが20歳の時の作品。ブラームス最後のピアノソナタというと晩年の作品に聞こえるが、ごく初期の作品である。
全5楽章という構成で34分近い演奏時間の大作である。若いフラームスの抒情的でロマン溢れた曲。旋律や伴奏の音型が明瞭で、メリハリがある。とても親しみやすい曲でもある。聞きようによってはブラームス特有の甘い情感が受け付けない時もあるが、甘さに流されることのない構成的な伴奏に着目すると、飽きることはないと思う。
第2楽章にはシュテルナウという詩人の詩が記されている。第3楽章の燃え立つような情感を中心に前後にある第2、第4楽章が印象的である。
いつものとおり、ペーター・レーゼルのピアノ独奏による1972年録音版を聴いている。同時に収録されている曲は、「シューマンの主題による変奏曲作品9」と「四つのバラード集作品10」。作品9は投身自殺を試みたシューマンに敬意を表した曲であり、入院中のシューマンとクララの絶賛がある。
「四つのバラード」については明日聴くことにしたい。