スローなテンポに最初は少々苛々するも、まあ亡き恋人をしのび、その未知の世界に入ろうとする女性の物語だから、見る方もゆったりとした気持ちで眺めるべきなのである。
でも、ストーリーも最初から読めているから映像が美しくなければこの手の映画は持ちません。その映像が意外や凝ってないというか、凡庸なんだ。
まあ、ラストであっと驚く布石があるので、少々は感動しましたが、、。
素材がちょっと古いので、もっと斬新な . . . 本文を読む
うまく出来ているドラマだ。心中って、現代では死語に近いのかなあと思っていたけれど、現代における心中未遂の顛末を、若い二人の夫婦を交錯させ、絶望・諦観・究極の愛、、を描く。演出も斬新でうまい。
いやあ、面白かった。
最近こういう時間軸の交錯映画って「運命じゃない人」「サマータイムマシンブルース
」と続くけれど、流行ってるのかな。
4人の心理、特に主役の二人の心理をそれぞれの妻、夫側からもミステリー的 . . . 本文を読む