うーん。参った。予告編から雑な作りのちゃちな映画かもと思っていたんだが、演出、映像かなり本格的なのである。しかも、それぞれ話の間合いもうまい。何よりも最初から最後までピュアで通したことがすごい。このピュア度は今年の映画でもダントツではないだろうか、、。
まず、堤真一の演技が人が違ったかのようにすごい。メリハリが利いていてさすがの演技。
次に、問題の吉岡秀隆、あの長髪が今回はイメージ作りにプラスに。 . . . 本文を読む
前半はまあ楽しめたのに、後半になってから完全暴走しちゃうので、捕まえるのにほとほと疲れ始め、自分の中で醒めた感覚が出て来はじめたら、TAKESHIからまとわりつかれないように距離を置きはじめた。
北野武の映画を見てこのような感覚は初めてである。
ラストも、シンメトリーを意識したところで、もうこの作品は暴発しちゃったかな、と思っている。次回作はどうなることやら、今から心配し始めている。
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アメリカでロック以外の音楽をばんばん聞くのも久しぶり。僕にはかなり快い音楽映画と言える。
しかしラブストーリーなのか、父親を想う映画なのか、絶望から希望を見出す一人の男の物語なのか、テーマが拡散された嫌いがした。
ダンストとの出会いも何か自然でないし、全体に造られた映画の感が強い。
予告編と印象がこれほど違う映画もまた珍しいのではないか。
特に告別式でのパーティーでの日本とアメリカとの違いはあまり . . . 本文を読む