うーん。参った。予告編から雑な作りのちゃちな映画かもと思っていたんだが、演出、映像かなり本格的なのである。しかも、それぞれ話の間合いもうまい。何よりも最初から最後までピュアで通したことがすごい。このピュア度は今年の映画でもダントツではないだろうか、、。
まず、堤真一の演技が人が違ったかのようにすごい。メリハリが利いていてさすがの演技。
次に、問題の吉岡秀隆、あの長髪が今回はイメージ作りにプラスに。抑えた演技で初めて及第点。ズボンまで汚らしく、似非文学者になりきっていた。薬師丸ひろ子もお母さん演技が自然。みんな、この作品の核であるピュアを理解していたからだろう、すばらしい演技だ。
何と言っても子役の淳之介がすばらしい表情、演技だ。どこから連れて来たのだろう。光っている。
サブテーマである昭和30年代、そのCGも本当に見事。まさにその頃小学生になりたての僕が言うのだから、雑草の1本、ちょっとした広告にいたるまでほぼ完璧の出来。そう、昭和30年代はあんな時代でした。まだ家庭でも着物の人は結構おりました。
満員の劇場で号泣を抑えるのに本当に困惑しました。脱帽です。
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まず、堤真一の演技が人が違ったかのようにすごい。メリハリが利いていてさすがの演技。
次に、問題の吉岡秀隆、あの長髪が今回はイメージ作りにプラスに。抑えた演技で初めて及第点。ズボンまで汚らしく、似非文学者になりきっていた。薬師丸ひろ子もお母さん演技が自然。みんな、この作品の核であるピュアを理解していたからだろう、すばらしい演技だ。
何と言っても子役の淳之介がすばらしい表情、演技だ。どこから連れて来たのだろう。光っている。
サブテーマである昭和30年代、そのCGも本当に見事。まさにその頃小学生になりたての僕が言うのだから、雑草の1本、ちょっとした広告にいたるまでほぼ完璧の出来。そう、昭和30年代はあんな時代でした。まだ家庭でも着物の人は結構おりました。
満員の劇場で号泣を抑えるのに本当に困惑しました。脱帽です。
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一度開いた涙腺はなかなか締まるものではなく、人の感想を読んでるだけで思い出してウルウルしてしまいます。
知っている人がすべて5点というのも初めてです。
それぐらいこの映画は欠点がなかったです。しかも満席の映画館での号泣はあちこちで見られました。
泣かそうと思って作ってないのは分かりましたし、僕もこの映画を見ているときだけは充分ピュアな気持ちになれました。(いつもその気持ちなんですが、、)
今日見てきた「欲望」もぜひご覧ください。
なかなか良かったです。
では。