ここ10年ほどのミステリーでこれほど感動を覚えた作品もまたないのではないか、と思う。
それほどラストの50ページは強烈な終わりである。
また、人を愛することの本質的な意味をミステリーで教わるというのもすごいことだ。
まだ心と体が震えているほどであります。
ベスト1は揺るがないというのも納得できます。
東野圭吾、ますます冴え渡り殿堂ぶっていないところが頼もしいです。
90点 . . . 本文を読む
何かイメージ先行の実験映画崩れのような失敗作といってもいいような出来の悪い作品である。この映画ばかりはロミー・シュナイダーほか名優がそろっていても土台まともな映画にはならんでしょう、、。時間と金の無駄ですわい。
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誰でもが良く分かる題材だし納得してしまうエピソードの数々。夫婦って食卓で話さなくなるものなんですね。だから夫婦なのかな。それでもそれぞれの歳月というものがある。まさに人生なんですな。ただ、あまりに普遍的なテーマに頼っているところが少し鼻についたかなあ。
オードリー、フィニーともなかなかよろしい。
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驚くなかれ、この映画はあの香港の名女優ミシェール・ヨーが制作に参加しているアクション映画。月光仮面みたいな格好をして出てくるので最初は驚いた。
恐らくマンガあたりが原作なんだろうけど、まあ1800円を払って見る映画とは思わないものの、たまに息抜きをするにはいい映画かも。
でも、かなり子供心に戻らないと良さが分からないだろうなあ。
ちょっと僕はアクション映画なのにすこしねむねむしてしまいました。
ミ . . . 本文を読む
最初から何故か泣けてしまう。号泣はないものの2時間ずっと涙が止まらない。こういう映画も珍しい。演出、脚本ともごく普通。だが、この映画を作る思いというものが並み半端でないというのがわかってくる。
なぜ彼らは犬死を承諾したのか、自分の姿を将来の日本に委ねたのか、、。
その切実なテーマは世代を超えてがんがん伝わってくる。膨大な時間をかけた戦艦大和の朽ちるまでのあの執拗さはまさにこの心情によるものなのだ . . . 本文を読む