前半は絶対マンガ本を読んでいたほうがいい展開だったのでうんざりしていたが、藤原竜也が本格犯罪者になり始めてから俄然面白く、これは日本では珍しいサイコクライムもので、映画的にもわくわくする素材となっていくのが分かってくる。
演出、演技というより、何よりも原作の勝利ですね。こういうスケールの大きなストーリーは僕の脳裡を激しく攻め立ててくれます。
後編まで待てるでしょうか、、。
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1968年ごろというのは僕の青春の原点時期であり、Bというジャズ喫茶なんかでのあの雰囲気は否が応でも染み付いています。
その当事、まともと思っている若者は(少数派ですが)人生上のすべてを毎日のように悩み考えていたんです。もちろん映画のように擬似革命みたいなことを夢想したり、議論していたものです。
そんな若者の痛みとか、哀しみがじんわり伝わってきて、不覚にも僕は涙してしまいました。ぼくたちの . . . 本文を読む