一個人が国家権力から逃げ、逆の真相をつかむために、対抗していくさまをスリリングに見せた秀逸アクション映画だ。
原作が綿密なのだろう、傷を負いながらも、自分で応急処置をし、逃亡していくシーンはリアルで面白い。そこらにある日用品が、手術に必要なものや、大量武器に変質するなど、訓練されている者と日常者との違いを見せ付けられる。こういうところは興味が引くところであった。
マーク・ウォールバーグは初めてとい . . . 本文を読む
相変わらずストレートに見せてくれないストーリー展開には少々苛立つも、まあ今までの作品よりはかなり分かりやすくなってはいる。
今回のテーマは手品。映画との接点も多く、興味深いが、ミステリーと違い、ある程度観客に知らせておくべき提示がほとんどないので、ミステリーの謎を解く楽しみがないのが少々残念というべきか。
それでも、舞台のためには日常を犠牲にしてまで欺く生活を強いられといったネタバレはかなり面白か . . . 本文を読む