連作にはなっているけれど、一応恋愛小説なんですね。もちろん石持のことだからミステリーの味つけが十分各編効いているけれど、それでも楽しいさわやかでうらやましい美しい恋愛小説であることには変わらない。
日常にそこらに転がっている謎。でも真理はただ一つなんだ。そんな日常さわやかミステリーというべき本が最近増えているけれど、石持作品はどこか他の作家とは一線を画している。
中でも僕は父親が中学生の女の子に傘を遺品として託す話は絶品。電車で思わず涙を出してしまいました。
これだから石持はやめられない。ええ、これで全部読んでいます。読みやすいし、面白いし、何よりハートウォーミングなのがいい。
ラストの肝心の恋人の謎は、ちょっと素直に納得できないものがありました。やはり、両親を殺害する動機がイマイチだと思います。惜しいなあ。
日常にそこらに転がっている謎。でも真理はただ一つなんだ。そんな日常さわやかミステリーというべき本が最近増えているけれど、石持作品はどこか他の作家とは一線を画している。
中でも僕は父親が中学生の女の子に傘を遺品として託す話は絶品。電車で思わず涙を出してしまいました。
これだから石持はやめられない。ええ、これで全部読んでいます。読みやすいし、面白いし、何よりハートウォーミングなのがいい。
ラストの肝心の恋人の謎は、ちょっと素直に納得できないものがありました。やはり、両親を殺害する動機がイマイチだと思います。惜しいなあ。
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