自転車の後部席から見える父親の大きな背中。ぬくもり。不思議と急に優しくなって買ってくれる靴。そして手にも持てないぐらいの大きなケーキ。しかし、その一瞬の幸せは父親からの最後の鼻向けだった、、。
親から捨てられるということ。まるでモノのようにポイ捨てされるということ。9歳の少女ジニにとってはぬるま湯から急に氷水を掛けられたような思いであったことだろう。父親は必ず連れ戻しに来てくれるはず。それを信じ . . . 本文を読む
いわゆる世に言うトンデモ映画なのだが、これが実話に基づいているという。いろいろあり得ないとダメ出ししたいところだが、どこまで事実なのか分からないから何かこの作品、僕にとっては不消化の映画でした。
なにも知らなければすべて作り事みたいで、てんで詰まらないとなるのでしょうが、これが、ナ、なんとほとんど真実というじゃないか。でも、幾らなんでも映画ではオリンピックまでほとんど実体験ナシのような描き方でし . . . 本文を読む