今や泣かせのミステリーとしての存在感が強い【東野圭吾】の新作。『容疑者Xの献身』では大いに号泣させられたが、今回は静かな涙でありました。
どうもミステリーとしては意外性が全くなく、しかも動機からして家族ものに限定してしまいスケールが小さくなり、社会性が感じられないのである。
伏線としての、水泳シーンがフラッシュバック気味に何回も映像として流れるのはマズイと思う。ミステリーでこういうことをしたら . . . 本文を読む
冒頭での老け顔の【ディカプリオ】にあっと驚くが、まあこの役は役者冥利に尽きるんでしょうなあ。そんな彼の志がひしひしと伝わる映画でもあります。しかしそれはパーマーの君臨したアメリカでは効果あれど、日本ではただの胡散臭い爺のハナシになり下がっていることは否めない。
どのエピソードもイーストウッドは全否定する。政治的手腕さえ認めていない気がする。それほどこのパーマーなる人に全的信頼を置いていないイース . . . 本文を読む
【ギレルモ・デル・トロ】作品だと勘違いした僕がいけなかった。監督は全く別の人でした。確かに映像は良かったけれど、さして新しいところもなく、肝心のホラー度は小学生向きでそのうち忘れてしまう映画となるのではなかろうか、、。
【ケイティ・ホームズ】も最近は出番が少なくなってきたが、本作でもそれほど演技を必要としない作品ではある。あのラストはもう少しケイティに愛情を持って欲しかった。せめて少女に何かメッ . . . 本文を読む