これが今の地方都市の現実だなんて言われても、特に驚かないが、外国人労働者と不法滞在者たちの渦巻く甲府を見るにつけて、え、いつからこんなことになっていたんだっけとやはり自分の目を疑ってしまう。
駅前商店街のシャッターが締まりまくるというのは全国見飽きているせいか驚かないが、ラッパーホールでのあの人種差別的混乱はちょっときな臭く、でもある意味ここだけが映画的でもある。
その他、下請け土木業者の悲壮 . . . 本文を読む
ある山里にゾンビ映画の撮影隊が駐留する。村にあるのは大木と川とそして人の心。たまたま映画のエキストラに参加することになってしまったことにより村人と撮影隊との今や都会では消滅した心の交流が始まって行く、、。
あらすじと言えばそれだけなんだが、2時間強、映画を持続させる息吹は確かだ。そこには人の呼吸がある。自然の恵みと暖かさがある。何より人として生きてゆく確かな歩みがある。
一本の木が目の前にある . . . 本文を読む