どうもねえ、男性にはかなりきつい映画かな。ここまで女性の内面を赤裸々に(所々出没するオールヌードと同じく)吐露されると、実は女は軽薄だなんて思ってしまう危険に陥ることもありかな、と、、。
だいたい最初の方の、飛行機の乗り継ぎが厭だからって、車いすに乗る女性が皆目理解に苦しむのです。これは彼女の内面の不安感を暗喩しているのでしょうけれど、ホント馬鹿クサイ。
そしていい旦那はもう賞味期限切れなんだ . . . 本文を読む
いつものごとく内容も確かめないで見てみたら、なんとこれは劇映画ではあるが、政治的欺瞞を強く非難した、見ているだけでつらく体のすべてが怒りで震えるような体制告発映画であった。
聴覚障害者学校で実際起こったというむごたらしい性的虐待事件はもとより、僕がこの映画で一番憤りを感じたのが、ご祝儀判決をいただく初弁護士だの、ラスト近くまで真剣に加害者を問い詰めていた検事、そして司法の裁判官までが、カネ等でヒ . . . 本文を読む