シュレンドルフだからドイツ語の映画かなと思ったらフランス語。しかもナチスによるフランス人レジスタンスの大量処刑の話である。もちろんドイツ将校も出ては来るが、シュレンドルフの大きな度量を見た思いがする。
映画の出来としては、かの「ブリキの太鼓」の芸術性を求めるのは愚の骨頂であろうが、芸術より歴史の真実に重きを置くシュレンドルフの心意気が全編にわたって伝わってくる。
27人と為政者の4日間の出来事 . . . 本文を読む
3時間を超える長尺。休憩なし。キツイけど見るしかない。映画館に行くと、思ったより年寄りが多い。(僕もそうだけど) え、そんな映画なの?(相変わらず内容は知らず映画を見る僕)平日なのに満席。何かの予感。
手慣れたヘルパーを手腕に老人宅を泊まり歩くサワ。最初の話があまりに強烈でかなりぶっ飛んだが、そのうち少々強引なサワが現代に降りてきた受難のキリスト像に思えてくるから不思議だ。
どういう人生を送っ . . . 本文を読む