セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

嗤う分身 (2013/英)(リチャード・アイオアディ) 75点

2014-11-12 13:34:17 | 映画遍歴
何といっていいか、カフカの「審判」を現代に戻したような、かといってとっつきにくくなく、分かりやすい映像。だって、アイオアディはこの作品を通して「自分とは何か」、なんて大仰なことを探っているわけではないのだから、、。 でも映画の定番90分にしては随分長く感じられたのは演出的に多少問題があったのかもしれない。ミアはそれほど魅力的でもなかった(これが一番の驚き)が、アイゼンバーグの分身二役は思った以上 . . . 本文を読む
コメント

マルタのことづけ (2013/メキシコ)(クラウディア・セントルース) 65点

2014-11-12 13:13:51 | 映画遍歴
90分、平板といえば平板。確たるドラマ性もない。不思議なことに主人公の内面にはそれほど入らない。マルタというのは4人の母親だ。主人公から見た彼ら家族の営みとは、、。 これだったら、NHKのドキュメント72時間の方が面白い。NHKスペシャルの方が断然いい。この作品はでも映画なんだよね。ドキュメンタリータッチでもない。一応劇映画に設えてる。 父親がそれぞれ違う子供たち一家と天涯孤独な女とのふとした . . . 本文を読む
コメント