もう日本では見ることのできぬ自然環境、家、乗り物そして人々の心。まぶしいほど美しく、根源的な人の営みを描き切っている。
僕はもうすっかり忘れてしまっている思春期初期の子供たちから見たベトナムの田舎生活である。田園風景がとにかく美しい。日本にあったミゼットのようなオート三輪車が出て来たり、かなり郷愁をそそるシーンも多い。
こういう映画を見ると、文明って言うのは人の生活を確かに便利にはさせるが、人 . . . 本文を読む
冒頭の金魚すくいからの映像がインパクトがあり、今回も黒澤健在かなと思ったが、、。
今回、全体に映像が緩やかですね。ピシッと決めていない。ほんわか流れてる。これで2時間を越える作品。3人の侵略者が求心力を持って集まってくる過程が面白いはずなんだが、それほど黒澤は意識していない。偶然に3人は集合したようだ。あの広い東京で。
概念を奪う、というか地球人のことを理解するために奪っているように思えたが、 . . . 本文を読む