さつま町の史跡を3つ紹介します。
国道267号の山之口バス停近くにある山ン口の坂です。正面の看板のところが坂の入口です。
山ン口の坂入口の看板と案内板。この坂が開設されたのは江戸時代末期の頃です。
急勾配の曲がりくねった坂で、雨の日は川のように水が流れたそうです。
登り口は水による浸食を防ぐため、路面に自然石を敷き、両側に石垣を施しています。
地元の方の熱意で、入口だけでも保存しようと整備されました。
自然石の玉石です。この先は荒れており、通れません。
国道267号の求名下手バス停近くにある、長福寺跡古石塔群です。
1401年に鶴田氏が滅ぼされ、その菩提寺が長福寺です。
宝塔、五輪塔、六面地蔵塔、庚申塔などの多くの石塔が並んでいます。
宝塔。
五輪塔。
国道267号の大角バス停の南にある首塚です。
1401年、鶴田領主の鶴田重成と渋谷氏がこの付近で戦い(鶴田合戦)、その時の戦死者を供養する塔です。
県内最大級の石塔で、梵字が刻まれています。