鹿児島市錫山の北にある上鬼燈火谷集落の続きです。
写真中央が万之瀬川です。
前の写真の大きな杉の木のすぐ上流に、湧水箇所がありました。この上流は水がなく、万之瀬川源流に到着しました。
湧水箇所の近くに人家がありますが、廃屋になっています。
やっと、人が住んでいる家がありました。ここの人に集落名を聞くと、鬼燈火谷は「ふずきがたに」というそうです。鬼燈はほおずきですが、「ほおずき」がなまって「ふずき」になったと思われます。
意味は「ほおずきの谷」ですが、どんないわれがあるのでしょうか。ネットで調べると、昔ここは隠れ念仏の里で、役人が夜、提灯を持って探索に来た時、提灯が赤いほおずきの袋に見えたことが名前の由来だそうです。
人家の近くに、タブの巨木があります。
下部。
枝を広げた上部。
人家の上の畑。ここは耕作しているようです。
さらに進みます。
前の写真の右に、小さな集落に不釣り合いな立派な納骨堂があります。左が福留家、右二つが岩元家の墓です。
スダジイの古木もあります。
4軒目の人家がありますが、人が住んでいるかわかりません。
集落の家は4軒だけで、住んでいるのが確認できたのは先ほどの家だけです。あとの2軒は廃屋です。
杉林の中で、マンリョウの栽培をしていました。
自宅の庭のクリスマスローズです。
うつむいて咲いています。