鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

増田の戦争史跡

2018-03-10 | 史跡

種子島の増田にある戦争史跡を紹介します。

 

昭和17年1月、増田に飛行場が建設されることになり、住民は移住させられました。飛行隊開隊までの2年4か月に、種子島、屋久島などの住民延べ100万人が建設に当たりました。

 

九州海軍航空隊種子島基地之碑。

 

碑から北を望む。飛行場の跡です。今はサトウキビ畑になっています。

 

飛行場跡の近くに、戸畑の煙突があります。

 

レンガ造りの煙突。兵士や施設部の人たちの浴場や炊事場として使われたものです。

高さ10mで、上部にはB29の銃撃跡があります。

 

煙の吸い込み口。

 

隣にはコンクリートの遺構がたくさん残っています。

 

浴場や炊事場の跡です。

 

航空基地作戦室跡です。

 

30人が入れる広さで、ここで作戦が行われました。

 

弾薬庫跡への道です。

 

コンクリートの壕が弾薬庫跡です。

 

内部。高さ4.3m、幅5m、奥行き10mです。入口に柵はなく、入ることができます。

 

増田港のところにある垣添隊の砲台です。岩山の中央にアーチ状の穴があります。

 

近づけないので、ズームしました。

米軍の上陸に備え、崖の途中に砲台が築かれました。建設には学生も駆り出され、米軍の機銃掃射により

、兵隊と共に学生一人が亡くなりました。

コメント (8)
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