鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

藺牟田池

2018-08-22 | 水辺の風景

薩摩川内市祁答院町の藺牟田池へ行きました。

 

藺牟田火山の火口原に発達した周囲4kmの火口湖です。

 

湖畔のボート乗り場から見た飯盛山。

 

白鳥とカモがいます。

 

親子がボートに乗っていました。

 

ボートについて行く白鳥とカモ。餌をあげているからです。

 

多くの浮島があります。火口の湿原に生えていた草木が堆積し、炭化したものです。

 

植物がなくなり、半ば泥炭化した浮島。何万年かすると、石炭になります。

 

茶畑と飯盛山。

 

前の写真の飯盛山と建物の間に、藺牟田池疎水取水口があります。

 

陸側から見た水門。

 

用水路の全長380mのうち140mが隧道です。1741年、藺牟田領主樺山久初が隧道工事を工藤武衛門に命じ、15年をかけて完成しました。地質が安山岩で非常に硬いため、難工事でした。30ヘクタールの水田が疎水の恩恵を受けています。

 

用水路脇の木の下に水神碑があります。

 

水神碑。

コメント (6)
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