薩摩川内市祁答院町の藺牟田池へ行きました。
藺牟田火山の火口原に発達した周囲4kmの火口湖です。
湖畔のボート乗り場から見た飯盛山。
白鳥とカモがいます。
親子がボートに乗っていました。
ボートについて行く白鳥とカモ。餌をあげているからです。
多くの浮島があります。火口の湿原に生えていた草木が堆積し、炭化したものです。
植物がなくなり、半ば泥炭化した浮島。何万年かすると、石炭になります。
茶畑と飯盛山。
前の写真の飯盛山と建物の間に、藺牟田池疎水取水口があります。
陸側から見た水門。
用水路の全長380mのうち140mが隧道です。1741年、藺牟田領主樺山久初が隧道工事を工藤武衛門に命じ、15年をかけて完成しました。地質が安山岩で非常に硬いため、難工事でした。30ヘクタールの水田が疎水の恩恵を受けています。
用水路脇の木の下に水神碑があります。
水神碑。