薩摩川内市祁答院町の藺牟田池にあるラクウショウを紹介します。
前々回紹介した藺牟田池疎水の取水口の近くに、池に生えた木があります。
ラクウショウ(落羽松、ヒノキ科またはスギ科)です。
北アメリカ原産の落葉針葉高木です。右は浮島。
水のあるところに生えることが多く、日本ではヌマスギと呼ばれます。
根元は膨らんでおり、しわが寄ったようになっています。
湿地に向いた木ですが、通常の土地でも生えます。
池からにょきにょきと出ているのは、気根です。
さらに進むと、ここで一番大きな木があります。
根元。
ラクウショウの葉。メタセコイアに似ていますが、メタセコイアが対生するのに対し、ラクウショウは互生します。